2024年12月27日 訪問リハビリテーションこころ
介護保険・医療保険の制度改訂や物価高騰、法人でも様々な動きがあり
慌ただしい一年でしたが、無事に1年を終えることができました。
本年も各スタッフが利用者さんのために尽力した1年であったと感じております。
リハビリを行う療法士が利用者さんを回復に導くには、質の向上が必要です。
療法士が溢れてきた昨今では、利用者さんが過去にリハビリテーションを受けた療法士と比較され、
質が低い療法士は利用者さんから断られる時代になりました。
療法士の人数が増え、質が低下したのではないか、といった声も聞かれています。
毎年リハビリの新しい技術・理論が更新され、療法士はアップデートや研鑽が必要です。
以下、本年の当リハビリテーション部の実績です。
1月、9月、11月 地域支援事業へ参画 他市のケアマネジャーに指導
2月、6月、11月 北海道認知神経リハビリテーション研究会 セミナーで講師を担う
6月 ホクノー健康ステーションで地域の方々へ「認知症予防と脳トレ」講師を担う
8月、9月 北海道認知神経リハビリテーション研究会、地域リハビリを学ぶ会の司会・座長を担う
10月 ミニサッポロ2024にスタッフとして参加 地域の小学生に作業療法士の職業体験をしてもらう
法人外への研修会、学会参加:26回、それぞれ1~2名
法人内の研修会参加:月に数回
他にもありますが、学術的なところは主に上記でしょうか。
徐々に対面の勉強会が増え、懇親会など参加者同士の交流を深める場も増えてきました。
横のつながりが増えることで、困っていることを気軽に相談でき、コロナ禍前に戻りつつありますね。
オンライン研修は全国どこで開催されても、移動せずに気軽に受講できるのが良いところです。
が、対面での研修は熱量が伝わり、リハビリで必要な実技研修を行えるため、より理解度が深まると感じます。
講師をしていても、オンラインより対面の方が受講生からの質問が多く、能動的に参加されている印象です。
研鑽して質の向上に努める若い療法士の姿から刺激を受けますね。
負けずに研鑽し、利用者さんにより質の高いリハビリテーションを提供しなければ、と思わせてくれます。
当リハビリテーション部としても、来年も利用者さんに「良いリハビリ」と思っていただけるよう
研鑽を続けられればと考えております。
話がそれましたが、今年1年を無事に終えられたのはリハスタッフ、法人内のスタッフ、
ケアマネジャーなど多職種の方々、地域の皆さま、何より利用者さんのおかげです。
来年も利用者さん、ご家族のご希望を叶えるため
法人内および地域の方々と連携しながら、お力になれるよう支援いたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
本年最後の投稿も、最後まで読んでいただきありがとうございました。