帰る場所(居場所)、仕事があること

2024年03月01日 訪問リハビリテーションこころ

久しぶりの更新です。

事情により1週間ほど休みをいただく時期がありました。

私が不在の間は他スタッフが利用者さんのために、訪問リハビリが中止とならないように、

訪問リハビリを受けたい希望がある、新しい利用者さんの担当者や日時を決める調整や、

訪問リハビリを行う上で必要な法人内外の多職種との連携など、尽力してくれたおかげで

大きな問題なく利用者さんへの支援ができました。

改めてリハスタッフの皆さんに感謝ですね。

全スタッフが利用者さんに真摯に向き合う姿勢を持っていることは当たり前ではありません。

本当に恵まれていると感じます。

 

業務に戻った時は休んだ分の仕事をこなすのに忙しくなりましたが、

「居場所があること、仕事があること」はありがたいことだなぁと思いました。

 

人間が充実した生活(日課)を送るために以下の5つのバランスが重要と言われています。

・日常生活活動(食事・整容・排泄・更衣・入浴)の自立

・休暇

・仕事(役割:家事や育児・介護でも構いません)

・余暇活動や趣味

・人間関係

リハビリを行う上で療法士がおさえておきたいことですね。

仕事があることは充実した生活を送る上で大切なことと、身を持って感じた経験でした。

 

訪問リハビリを行う上で、日常生活活動の自立を目指すことは勿論ですが、

動けるのに朝から晩まで寝ている人はおそらく「仕事・余暇活動・人間関係」のバランスが崩れています。

どういった役割・趣味・人間関係を持ってもらうか、の視点も鑑みて療法士は支援することが大切です。

 

当事業所のリハスタッフが介入した利用者さんやご家族、ケアマネジャーから

・散歩に行けるようになりました!

・ご家族と買い物に行けるようになり、性格も明るくなりました!

・前より話すのがうまくなり、自身からコミュニケーションをとるようになりました!

と、ありがたいお言葉をいただきます。

 

利用者さんが安心感でき、良い日課を過ごしてもらえるような訪問リハビリを提供する事業所でありたいと、

身を持って感じたので掲載いたしました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。