2023年09月01日 訪問リハビリテーションこころ
5年前の胆振東部地震でブラックアウトの影響で、電気や水道が使えず困った人は多いと思います。
地震や津波で地域が壊滅的な状況になり、自宅に帰れない方が多い地域に
・ある食品の会社は被災地にカップラーメンを何万食も無償で提供しました
・ある衣類の会社は被災地に肌着やTシャツなど何万着も無償で提供しました
当然、会社に利益はありません。
なぜ行うのか?
お困りな人の役に立ちたい、自社でできることはないか、という社会貢献の視点があるからでしょう。
そこで助けられた方々が、落ち着いたらその会社の食品・衣類を買ってもらいたいから、
みたいな邪な気持ちで無償提供することはないと思います。
被災地に行くボランティアの方々もそうですよね。
お金と時間をかけて現地に行き、お困りな人に自分ができることをしよう、という志の高さに頭が下がります。
あんなにやってあげたんだから後で見返りを、みたいな人はいないでしょう。
お伝えしたいのは社会貢献という視点を持っているか、ということです。
・道に迷って困っている人に、適切な行き方を教える
・ゴミ捨てが大変な高齢者のゴミ袋を、代わりにゴミステーションに持っていく
・重そうに荷物を持っている人の荷物を代わりに運ぶ
・役に立つ情報を他者に伝える
こういったことも全て社会貢献ですよね。報酬がないのに他者のために行われています。
この意識が高い人、身近で思いつく人はいませんか?
私は近所に住む高齢男性が思い浮かびました。
配慮ができる、素晴らしい方です。
配慮ができる人、社会貢献の視点を持っている人は仕事、家事もできる人と思います(主観です)。
そういった人になれるよう、彼らから学ばなければなぁと思う今日この頃です。
訪問リハビリにおいても必要な視点ですね。
「あんなにやってあげたのに」みたいな気持ちを持つことはありませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。