2023年04月28日 訪問リハビリテーションこころ
あなたが一流と思う人を思い浮かべてください。
超有名なスポーツ選手、憧れている人、尊敬する先輩や上司など…
おそらく「志」を持って動いている方ではありませんか?
すごいスポーツ選手になる、地域の人が安心して暮らせる在宅クリニックを創る、
このリハビリテーション理論をたくさんの療法士に普及して、1人でも多くの利用者さんの回復につなげる等…
自分のためと言いながら、相手や周囲のために動く人を多く見てきました。
一緒に仕事をすると学びが多く、組織や自身の成長につなげられ、周囲にも大きな好影響をもたらします。
次に、感情で動く人を思い浮かべてください。
良いイメージの人はいましたか?
おそらく…周りが見えていないために自身のことを客観視できず、勘違いしている方ではないでしょうか。
相手のため、周囲のためと言いながら、自分のために動く人を多く見てきました。
なんらかのコンプレックスをお持ちのケースが多く、一緒に仕事をすると苦労することとお察しします。
その方と一緒に仕事をする状況では、どうやって良い方向にもっていくか、自身の試練や成長の
機会にはなりますが、大抵は周囲が振り回され大きな悪影響をもたらします。
当訪問リハビリ事業所は志を持つ人が多く、業務をする上で刺激を受けることが多数あります。
リハビリの仕事に就こうとする人は進学時から「対象者の体をよくしたい、貢献したい」という
志を持っていることが多く、職種としても恵まれていると感じますね。
とりあえず大学に行って、何の仕事をするかは入学してから考えよう、という人はまずいません。
就職した後も、対象者に今より良い治療技術を提供できるよう、お金を払って休日やプライベートを削って
本州や海外で開催される研修会や学会に参加し、研鑽している療法士を何人も知っています。
昨晩もオンライン研修会を運営しましたが、若くして志を持つ療法士は目の輝きが異なります。
リハビリは一般職と比べ人件費率が高いことが多く、金儲けに走る療法士はあまりいないように思います(主観です)。
上記の話を「理想論」という人もいるかもしれませんが、志を持って動くことは容易ではないでしょう。
志を果たすために、仲間を作ることが一番大変なことと思います。
同じ職場に高い志を持つ仲間が多いことは有難く、その中で業務にあたれることを幸せに思います。
当院が地域で良い在宅医療を提供するために、訪問リハビリが貢献できればと考えております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。