2023年03月17日 訪問リハビリテーションこころ
30歳代前半にイタリアに研修に行った際、現地の研修生に聞かれたことです。
おそらく25歳くらい?の方であったと記憶しています。
なにが…できる?
療法士1年目の新人と何が違うか、ということです。
何年も経験があるのだから。
前回のブログにも掲載しましたが、リハビリには幅広い領域の治療理論・技術があります。
「得意」なことは答えられましたが、「できる」ことは答えられませんでした。
今まで療法士として何をやっていたのだろう…挫折して日本に帰ってきました。
あの悔しさを忘れたことはありませんし、リハビリ業務をしている間は忘れることはないと思います。
各分野の勉強を深めようと思った原動力ですね。
日本より欧米の療法士の方が意識が高いのだろうか、と思ってしまう程の差を感じました。
おかげで、今なら「できる」と答えられる分野をいくつか持てました。
若くして意識の高かった彼には感謝しています。
あなたは何ができる療法士ですか?
今リハビリテーションを受けている方がいたら、担当の療法士に聞いてみると良いですよ。
私がリハビリを受ける側だったら「○○ができます!」と自信を持って答えてくれる療法士に担当してもらいたいです。
身の上話になってしまいましたが、
訪問リハビリは、足が動く・手が動く・むせずに食べられるといった身体機能の向上、
快適に日常生活動作を行うため、転ばないで歩くため、等ご自宅の利用者さんの
ご希望を叶えるためにお力添えいたします。
知識・技術がなければ利用者さんのご希望を叶えられません。
いつも同じことを言っていますが、利用者さんの希望を叶えるために研鑽することは大切だと心得ております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。