2022年07月15日 訪問リハビリテーションこころ
「訪問リハビリは若いのに偉そう」
「訪問リハビリは自宅で何をやっているかわからない」
これはケアマネジャーをはじめ在宅の多職種から長年、訪問リハビリが思われているイメージです。
そんなことありません!と言ってもイメージである以上、どうしようもないのです。
利用者さんに良い訪問リハビリを提供する、在宅生活を支援する上で多職種との連携は必須であり、
上記イメージを持たれたままでは連携がうまくいかず、利用者さんにとってデメリットが大きくなります。
ではどうするか?イメージを覆す方法をとるしかありません。
・ケアマネジャーなど多職種の事業所に足を運んで挨拶や情報共有する
・利用者さんに訪問リハビリを実施し、なにか変化があった際はこまめに電話で報告する
古くから、在宅サービスは顔の見える関係が大切と言われており、直接会って話す機会は重要です。
療法士は対象者にリハビリを実施するのは得意ですが、大学や卒後教育で接遇や連携の大切さを
学ぶ機会はほとんどありません。
医療業界は特殊で、接遇技術がなくても仕事が行え、一般の職種の方から
「こんなマナーも知らないの?」と言われることも少なくないかもしれません。
利用者さんが週1~2回の訪問リハビリで獲得した動作方法(歩き方やトイレの方法、適切なコミュニケーション方法など)を日常生活でも行えるように、多職種の方々と情報共有し、その方々が介入する時間にも統一した対応を行えれば適切な動作を行う頻度が週に3回、4回、5回と増え、動作の定着につなげられます。
以前のブログでも訪問リハビリ以外の時間をどう過ごすか、その重要性についてお伝えしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。