2025年10月03日 こころ院長ブログ
北海道の最低賃金が令和7年10月4日から急に1075円に増額だとぉ。
政治家のやってやった感がすごいんだけど、医療、介護の分野には、結構波乱がありそう。
そもそも、医療、介護の分野では、物価高、薬品高、燃料費高、物流高などなどの物価高の影響が
あろうがなかろうが、診療報酬、介護報酬は、定額。
勝手に値上げできない。
むしろ、どんどん減らされている。
この中で、ほかの分野と一緒に、ただただ、物価高だから、人件費を上げなさい、って、
なかなかの現場も何も見えていない政治家のやることだなぁと思います。
ただでさえマンパワー不足の分野なのに、130万円の壁を先に取っ払ってくれないと、
時給が上がれば、勤務時間を減らさなければならなくなり、その分マンパワーが減ってしまう。
時給を上げたから、手取りが増える、という人ばかりではない。
中小企業や我々のような零細企業では、人件費野底あげは、即命取り、倒産に直結することだってある。
給与の増加は、会社のちょうどいいタイミングでやるべきだと思う。
さもないと、また、介護事業所が、医療機関が、バタバタと倒産して、
大きな組織にM&Aされて、きめ細かいアットホームな医療介護を提供する事業所が、
どんどん減ってしまうかもしれない。
そもそも、日本手、税金、保険料、取りすぎているのに、天下りや無駄な仲介、中抜き、
無駄な事業の継続、立ち上げ、ばらまき、などなどで、無駄遣いするから、予算がないとか
行っているだけなのでは?
国や都道府県、市町村こそ、予算や支出を見直し、まずは、税金と保険料、国民から取り上げるお金を
減らせば、実質手取りがアップするのになぁ。