2024年11月13日 こころ院長ブログ
先日、人力車の会社のニュースを見ました。
100人ほどの人力車を引く方が働いているそうですが、そのうち、
30人ほどが女性なんだとか。
女性が人力車を引くのを見て、乗せてもらって、
海外の方々の中には、
かわいい子にこんな仕事をさせるなんて信じられない。
かわいそうだ、
虐待だ、
女性差別だ、
奴隷みたいなどと
言っているそうだ。
彼女たちは、自分で望んで、仕事に誇りを持って、楽しんで、やっている。
働いているのに。
やりたい仕事に、女性だからと、大変だからと付けないことの方が、
非道であり、差別である。
大変な仕事でも、やりたい仕事に自由につけることは幸せなことだ。
しかも、なかなかの収入が得られるようで。
一見、かわいそうだ、虐待だという言葉は、
女性を擁護しているようで、悪者を非難する正義のような気持ち良さがあるのかもしれないが、
物事の本質を見ずに、自己の価値観と、浅はかな情報と知識で
心ある人を罵って、傷つける行為だ。
世の中に蔓延る平等や正義などは、振り翳すときには、
ちゃんとした思考と情報が必要。
決して感情によって判断してはならないのではないかな。
大変な肉体労働でも、やりたいという女性たちに仕事を提供する
人力車の会社の社長、尊敬に値すると感じました。