2024年11月04日 こころ院長ブログ
男性のトイレの立ち小便、座り小便問題。
要は、小便時にはねることが問題とされていると考えます。
これって、座り小便を男性に強要するのって、
ある種のハラスメント的なことに感じる方もいるかもしれません。
今のご時世、いろいろ難しい。
要は、はねなければ、立小便でもいいわけですよね?
だとしたら、なんで今まで解決されなかったのか。
正解は単純。
洋式トイレが、いつまでもプロトタイプの形をしているから。
ウォシュレットの様な技術革新がされる中、便器については、多少
洗いやすい、節水などの工夫はされるものの、小便のはね、という問題については、
解決しようという意気込みがあまり感じられない。
そもそも、尿石の貯留については、男性のみならず、女性でも、
尿はねしているはず。
これって、便器の構造と流体の物理的な、構造的なところから解決できないのかな。
男性は特に、小便を狙うことができる。
事実、公衆トイレにターゲットを描くだけで、トイレ汚染が減少したとか。
つまり、小便が放物線を描いて便器に着地するところに、
例えば、深いくぼみをつくるとか、逆に紡錘形にするとか、不正形にするとか、
なにか流体が上方向に跳ね返ってこないように飛散を抑制し、ベクトルをずらすような
構造を考案し、さらに掃除がしやすい、衛生的なシステムを作れば、
心置きなく立小便ができる、もちろんはねによる尿石の蓄積も緩和できるのではないか。
節水しながら、うっすらと川のせせらぎのように水を還流するだけでも、陶器に直接
当たっていくよりは、だいぶ跳ねが減るのではないだろうか?
この辺は専門ではないので工学系の天才たちに任せたいところですが。
何でもかんでも、非難、禁止していくのではなく、知識と技術で、
何とかしていけないものかなぁ。
立小便をしたいというささやかな男性の願いとトイレをきれいに、掃除の手間を減らしたい
という願いを、天才たちが何とかしてくれないかなぁ。