インフルエンザ、ぼちぼちはやるかな?

2024年10月26日 こころ院長ブログ

インフルエンザワクチン、今年はまだ不人気。

どこのクリニックもそうみたい。

でも、感染自体はそろそろ増えていきそうかな。

罹患者が増えたら、急に混雑するかもね。

ご希望の方は、早めの予約が必要だと思いますよ。

ワクチン接種、私は時々思うのですが、各クリニックや病院で

接種するの、やめていったらどうかと思うのですが。

もちろん訪問診療や入院患者さんなど、動けない方は、

主治医が売ったらいいと思いますが、いわゆる、健康な方の、

元気な方の予防接種、というやつ。

外来クリニックでは、ワクチンは季節的な売り上げ増のイベントの様な

感じっもありますが、当クリニックのように小規模なクリニックでは、

逆に、マンパワーの問題や業務のプラスアルファ化などにより、

どちらかというと負担の方が重くのしかかることがあります。

ワクチン接種は、ワクチン接種専門に、フリーランスか非常勤の医師や看護師を

招集して、各区1か所2か所で、まとめて接種と服採用対応したらいいんじゃないかなと、

時々思います。

その方が、医療経済的にも効率がいい。

各クリニックでワクチンの発注、在庫管理、接種、副反応対応するよりも、

効率がいい。

日々の外来の通院患者さんを診察治療する上に、エクストラで季節ワクチンを接種すると、

当然、普段よりも混雑して、通常通院患者さんの待ち時間の延長が起こる。

あれもこれもと業務をこなしていると、間違えるリスクが高まるが、

ワクチン接種に特化すれば、打ち間違えなどのミスも起こらなくなる。

儲けの意識がなくなれば、ワクチンの押し売りもなくなる。

だって、自主的に受けたい人が、ワクチン接種会場に来るのだから。

そして何より、具合が悪い方と元気でワクチンを受けに請われる方が同じ空間で

長時間一緒にいて、お互いに何らかの流行病を移されるリスクが減る。

会場をAM、PM、LATERと分けて行えば、働いたり通学している人たちで、

接種に時間的に行きづらかった人も受けられるようになるかも。

コロナワクチンで、副反応のイメージ強すぎて、かなりワクチンに拒否反応が出ている方が

増えているような印象を受けます。

かかりにくい、重症化しにくいという効果が得られることが多いワクチンですが、

強制的なものではないものが多い。

選択する上で、受けやすい、という環境づくりは、大事かな。

そして、何でもかんでも、病院やクリニックの現場任せ、っていうのは、今後の

働き方改革の上でもダメじゃないかな。

役人は誤解している。

診療所は、役人が都合よく出している試算とはちがって、儲かっていない。

そして、当直がないからと言って、楽なわけではない。

むしろクリニックの先生方は働きすぎ。

交代もいないし。

さらに、かかりつけ医制度的なものを導入して、なけなしの休みと称される時間にも

24時間、対応しろというような制度を作ろうとしている。

非現実的だね。

ブラック企業化まっすぐらですね。

それをするなら、医療費を莫大に上げて、休みながら対応できるように今の

1.5倍くらいのマンパワーを確保して、それだけの人件費を払わなければならない。

衣装費負担1.3倍くらいにはしないと難しいんじゃないかな。

もう、これからの時代、医療に対して、安くて便利を求めすぎることは、無理だと思う。

ほかの業種は、どんどん賃上げ、休み拡大、就業時間短縮、進めていく方向で、

医療だけ、医療費縮小、労働時間・負担増大、いつでも安心医療を安く提供しろ、、、、

っていうお花畑の様な考えは、捨てないといけない。

そういう現実的な政治をしてくれる政治家さんがいるなら、与党だろうと、野党だろうと、

応援したいなぁ。

まぁ、ワクチンの話に戻りますが、以前の未使用ワクチンの大量破棄、他国に寄付の様な

数千億円?クラスの無駄遣いをなくせば、税金を上げなくても、減税しても、

十分に、少子化対策、高齢者対策、その他の財源はあったんじゃないかな。

今回のコロナワクチンでも、また、きっと、ワクチンは大量に余るんじゃないかな。

そこに税金が、大量に投入されていないことを願います。

政治家が、列強の忖度をして、もしくは自身の利害関係の団体や宗教、思想集団などに

利益を融通するために、税金を無駄遣いしないでくれれば、税金は、だいぶ、減らせるのでは、

もしくは、国の借金もこんなに増やさず、減らせたんじゃないかな?