高齢者の医療費3割負担について

2024年09月15日 こころ院長ブログ

高齢者の医療費負担を3割に、

その分、妊娠出産手当、子供手当に、若者の負担を減らせ、

などとに発信する若者たち。

現実が見えていない。

高齢者が財産をいっぱい持っているという証拠のない報道やニュースを

間に受けて、お金持っているなら払わせればいいと。

お金を持っている高齢者は、偏在している。

みんなが持っているわけではない。

病院にかからなければならない人の多くは、お金に余裕はない。

自己負担分の支払いが苦しいから、効果の高い薬を処方できず、

安い旧薬に頼らざるを得ない。

検査費用を支払えないので、なかなか検査にも応じてくれない。

入院も入所もできないから、独居で在宅医療でギリギリの生活をしている。

食事も食べたい物を好きなものを十分に食べられなかったり。

そういった生活をすでに強いられている方がたくさんいる。

1割負担ででも。

高齢で就労して稼ぐことができない状態で、それを、2割3割払えと言えますか?

出産手当、子育て支援でそこまで必要かなぁ?

学校無料、子供の医療費無料、現在の出産一時金。

子育ては、十分じゃないかなぁ。

今は、共働きで、育児休暇、産休なんかもつく前提であれば。

昔みたいに、専業主婦前提、片親労働前提だったら、生活が苦しいかもしれないけど。

家族ができて、子供ができてなら、自分のために使えるお金が減る、減らすのは、当たり前。

それが嫌だから、全て支援してくれない子供は無理ぃと、という人にまで、無理に

進めなくても、本当に子供が欲しい、育てたいという人に育ててもらって、

それで少子化が進むなら、それでいいと私は思う。

前々から、世界人口が緩やかに減った方が地球のためだと思っているので。

日本も国土の割に人口が多すぎる、人口密度が高い、と思うし。

広がりすぎた居住区もゆっくり減らして、人間の居住区を或る程度限定して、他は、

自然に戻していく、過疎化した地域を全て残していくのではなく、

まとめ上げていくという政策も一案だと思うけどな。

高齢者の医療費負担増やすなら、生活保護の医療費無料をせめて1割負担でもしないとダメだな。

生活保護の方に対して、悪い病院は、自己負担がないからと、

高額の処方や検査をバンバンしたりする場合がある。

それによる医療費の増大の問題があるのではないだろうか。

必要な検査を必要なだけ、必要な処方を必要なだけ。

それが守られるだけでも、だいぶ医療費は削減されるのでは?

オンライン診療、電子処方箋、、、便利になりすぎるのも考えもの。

風邪や擦りむいた程度では、薬局で自己負担で薬やキズパワーパッドを

買って自宅で治す、

本当に調子が悪い時に病院にかかる。

これをするだけでも医療費は削減されるはず。

湿布の処方なし、薬局で買うように、でもかなり削減されそうだけど。

マッサージや鍼灸の介護保険使用をやめる、というのでも、

介護保険料が削減されるはず。

やれることはいっぱいありそうなのに、安易に、高齢者の自己負担

3割にするといいう案は、健康寿命の短縮、国民に早く死ぬようにと

言っているような感じを受ける。

今、高齢者の3割負担、すぐにやれやれ、と言っている世代の人たち、

自分たちがその世代になった時にはきっと、高すぎると文句をいうんだろうな。