認知症にあらがおう ④

2024年09月12日 こころ院長ブログ

認知症の方への周りの人の意識改革をする。

認知症=いろいろできない人=サポートしてあげないと一人ではできない人

というイメージを持っている人は多くないだろうか。

認知症の方々は、そう思われているだろうなと、ご自身で思っている、感じているんじゃぁないかなと

感じることがしばしばあります。

その意識改革しませんか?

同じことを別の見方をする。

それだけで、感じ悪いことが感じよくなる。

認知機能が低下して、サポートしないと一人でできない

ことと

認知機能が低下しているが、サポートを受ければできる

ことは

事象としては同じ。

でも、結論ができること と できないこと

となっている。

ここが大事だと思う。

できない人といわれるより、できる人といわれた方が気持ちもいいし、

やる気も出そう。

だから、認知症の人に対して、必要なサポートをすればできる人、という認識を

社会が持つことが大事。

それにより、自分はできない人だ、と思ってふさぎこんでしまう認知症の方々を

明るく過ごせるように導くことができるかもしれない。

子供たちだって、できない子と育てられるより、できる子、といわれて育った方が、

まっすぐ育つんじゃないかな。

それは大人だって、同じでしょ。

できないできないと叱られたり、責められたり、批判されたりするより、

できること言われてほめられて、おだてられて、の方が、生きやすいはず。

今からできる意識改革。

できないではなく、サポートがあればできる。

を広げていけないかな?