2024年08月17日 こころ院長ブログ
生活を楽にするためには、手元に残る資金が多いに越したことはない。
しかし、収入を上げるのは至難の業。
自助努力プラス、幸運やタイミング、勤め先、会社の事情などが合わさらないと
ならない。
それに引き換え、使うということを節約することは比較的簡単。
手元に今、毎月10万円が残るとしよう。
手元に12万円残したいとしたら、月に2万円以上(税金その他差っ引かれることも考えると以上となる)の
増収がないといけない。
月に2万円以上の増収、つまり、年収24万円以上の給与アップが必要。
無理でねぇ。すぐには。
しかし、なんらかの出費を2万円分削ることができれば、手元にはその差額の2万円がプラスされて、
手元に12万円残るという寸法。
まぁ、実際にすでに節約をしているのにさらに節約というのは、簡単ではないこともある。
まず、気が付かない無駄?不必要な高額商品の買い物をしていないか?
例えば、マリー。
なんだ?マリーって。そう、最高に美味しいビスケットのマリー。なかなかの高額おやつではあるが、
間違いなく美味しい、と思う。
食べたい。
しかし、自分は本当にマリーのおいしさを理解しているのだろうか?
確かに美味しい。しかし、もっと安価な製品として、たとえば、かーさんケットがある。
ほぼマリー半額。あれ?こちらもうまい。
なので、マリーとかーさんケットを食べ比べてみた。
ふむ、確かに少し風味が違う。
しかし、そのわずかな違いを果たして自分は堪能できているだろうか?
目隠しでさらに提供されたら、どちらも美味しくいただけるし、満足、幸福感がえられる。
どちらの商品がいいということは、ない。好み、価値観の問題だ。
だが、どちらでも同様に幸福感が得られるなら、節約という観点を考えれば、
かーさんケット一択だ。これで、ビスケット経費が50%カットできる。
というようなことが、生活の中に幾つもないだろうか?
高額のサイクロン掃除機、もう少し安価なものでもその吸引力の違い、日々の生活でそこまで必要?
お寿司、高級なお店、回転寿司、スーパーのお寿司、当たり前のように評価しているけど、
場所と盛り付け変えたら、ちゃんと食べ比べできるのかな?
どこそこのお店のカレー、レトルトのカレー、自宅で作るカレー、味は確かに違うけど、
高額なカレー経費を使用してまで、その頻度で食べる必要があるの?
ハンバーグ、お店とレトルト、自宅で手作り、そんなにいうほど幸福感、満足度は違う?
高級ブランドの服、イオンなどの服、ユニクロの服、そこまでの価格差の満足が得られるの?
自分の好きなもの着ればいいんじゃないの?
今年の流行り?誰かがはやると決めた色やアイテム、有名人が身につけていただけのものを
多くの人が真似っこしただけのもの、本当に必要なのかな?
学習塾、自宅で教えてあげたり自習したり、学校の勉強がおろそかなのに、高額な授業料払って、
通わせる必要本当にある?お金をかけないで、やれること、やってあげられること、まだないの?
好きならばいいけど、無駄に高級な車、自己肯定感を得るための、満足感を得るための、他者よりも
自分を上に見せたいだけのものなら、必要なのかな?軽自動車にプラス数100万円を超えるだけの
利点がそこにあるのか?
タワーマンション、大豪邸、本当にそこまで必要なのか?
スマートフォンなどのアプリ、ゲームに課金、本当にする必要あるの?
数十万円もするペットショップでのペットの購入、保護猫、保護犬の貰い受けでは、ダメなの?
。。。。。
数え上げれば、いっぱいある。
そこまでの高額支払いする必要がないのに、支払ってしまっていることは世の中にいっぱいある。
上記を否定するものではなく、
考えようということ。
高額でも自分の中の価値観、正義、想いなどから譲れないものには資金を投入すればいい。
それで得られる満足感はプライスレスだから。
問題は、何も考えずに、なんとなく支払っていなかったか、なんとなく値段の高いものを、
周りから言われたものに高額を支払っていなかった、ということ。
そこを是正できれば、もしかしたら、手元に残るお金が急激に増えるかもしれない。
もし手元に残るお金が増えたら、今まで、手が届かなかった譲れないものに、一歩、
近づけるかもしれませんね。
ちなみに私は、物欲がなくなって久しいので、あまりもう削れるものはないのだけれども。