バイデン大統領が、出馬辞退して、副官のハリス副大統領を

候補者として立てるかどうか、という話になっていますね。

民主党の支持者や議員たちの中に、野心があるもの、考え方が

古臭いもの、混じっていると思うので、なかなか、一枚岩にならないようですが。

ここは、民主党が、一丸となってハリスさんをいち早く公認して推すべきかと

私は考えます。

トランプ陣営は、現在、トランプVSハリスでは、5：3位の比で、指示されていると

の目算のようですが、これは、たぶん大きく変わるのではと思われます。

ならず者による狙撃、暗殺未遂事件。これにより、奇跡的に軽いけがで済んだことで、

一躍、強運の、しかもすぐにガッツポーズ、翌日ゴルフに行くなどのタフネスを見せつけたことで、

かなりのインパクトを与え、バイデン陣営に対して、圧勝のムードが流れました。

このまま、バイデンさんが出ていれば、圧勝したでしょう。

浮動票が、おそらくかなりトランプ陣営に流れそうでしたから。

ラッキー、タフネスを、ヒーロー視、神に選ばれたものとみる傾向があるように感じましたから。

しかし、ここでハリス副大統領が公認されるとなると、風向きが変わるのでは？

センセーショナルな事柄は、激しく燃え上がり、ことによっては急激に鎮火します。

トランプ陣営は、イメージ変更戦略を打って出て好調ですが、ハリスさんが公認されれば、

おそらく依然と同様のハリス叩きを行うのでは？と懸念します

そうなると、ニューイメージのトランプさんに支持を表明した浮動票が、また元のトランプさんに

なったのかと失望して離れる可能性があります。

また、ハリスさんには、強みがある。

女性であること、黒人であること、アジア系であること、年齢が比較的若いこと。

このすべてがかなりのプラス要因になると思われます。

黒人で、アジア系で、女性の初の大統領。

これだけでも、かなりのアピールポイントなのでは？

さらに、59歳という年齢。

いままで、バイデンさんの高齢問題を突っついていた、トランプ陣営。

冷静に考えると、今回トランプ大統領が誕生すれば、前回バイデン政権が誕生したときと

トランプさんの年齢がほぼ一緒であることから、同様に高齢問題が、浮上してきて、

足かせになる可能性がある。

相手がバイデンさんだったから、高齢問題で、民主党を、バイデン陣営を責めることができたが、

ハリスさんが対抗馬になると、高齢問題が、トランプ陣営の足を引っ張ることになりそう。

あと4か月しかないが、民主党が、余計なことを考えずに、へんな駆け引きや利害関係を引きずらずに、

ハリスさん一択で、早めにアピール活動を展開できるかどうかで、ハリスさんの利点を

全米に理解してもらえるかどうかが決まりそう。

他国の大統領選挙ですが、血胸興味深い、そして、日本にとってもアメリカの大統領がどちらの党に

なるかは、今後4年間の大きな影響を受けると思われる。