日本はいつの間にか

2024年07月19日 こころ院長ブログ

子供に社会を教えているときに、歴史で気が付きました。

自分で勉強していたころは、気が付きませんでしたが、

万葉集の時代、つまり、奈良時代のころは、日本では、

女性の立場が強かったとのこと。

男尊女卑はなかった。

らしい。

子供は母に所属するものと考えられていたようで、さらに、

財産相続権も女性にしっかり保証されており、仕事もしっかりしていた

らしい。

子供たちはというと、高齢者たちが、世話をしていたとのこと。

高齢者たちの豊富な知識を経験を子供たちに伝えて、子供たちは学習し、

仕事を覚えると称して、親の仕事を手伝ったりしていた。

また、体の弱い高齢者に対しては、教わる中で、子供たちが介護を担って

いた。

そのため親たちは、仕事に集中できたようだ。

これって、今の時代に必要な生活スタイルでは?

若者たちが、自分の仕事や趣味をいっぱいしたいという欲求や、

親も子供もそれおぞれば別々に暮らしたい、独立して過ごしたいなどの

欲求を抑えて、家族単位で、世代を超えて生活すれば、

子育て支援政策をあれこれするよりも、保育の問題、教育の問題、

仕事の参画の問題、マンパワーの不足の問題、生活困窮の問題なども

かなり改善するのでは?

都会に行きたい、あそこに住みたい、そういう希望があるのもわかりますが、

生まれ育ったところで、生活をする、というスタイルがいやでなければ、

よし良い生活もできるのではないのかな?

親子3世代で3つの家に住むよりも、少し大きめの1つの家に一緒に住む方が、

経済的で、地球にもエネルギー的にも優しいのではないか。

居住区を減らして、農地や森林にすることで、地球温暖化や食料政策も

改善しないだろうか。

なんて、ふと考えいたりしました。