副業を奨励って、政治って、矛盾だらけ

2024年06月13日 こころ院長ブログ

副業をやりたい、興味がある、という若者が多いとか。

理由の一つは、収入が足りない、不安があると。

主業のほかに副業をするなんて、働き者だなぁ。

まぁ、毛足の違う仕事って、ストレス解消にもなるし、楽しいよね。

気持ちはわからんでもない。

でも、新たな職場での人間関係やストレス、その他のデメリットも

こうむりやすい。

そもそも、働き方改革で、働きすぎだから、残業禁止、減らせ、休ませろと

企業側に迫って、さらに給与を上げろと圧力をかけていたのは政府なのに。

せっかく減らした労働時間を、副業に充てるなんて、

働き方改革はどうしたんだ?

だったら、主業でもっと働く、残業する。それで、副業以上の収入を得る。

もともとの職場だから、少なくとも新しい人間関係のストレスのリスクはない。

新しいことを覚えるストレスもなく、働ける。

せめてそちらを選ぶ権利もや選択肢、自由も、残してよかったんじゃ

ないだろうか?

政府が副業を奨励するって、矛盾甚だしい。

週40時間以上働いちゃダメ、って片方で言いながら、副業で、週10時間でも

20時間でも働いて4日制で税金納めていいよって、むしろやりなさいって、

何言ってんのかなぁ?

さらに、副業を始めようって若者が、副業サイトなるもので新たに詐欺被害を受けているとか。

詐欺業者に新しい詐欺方法を提供したようなもんじゃないかなぁ。

主業+副業で、心も懐もがっぽり、という人は、それでいいさ。

主業の労働時間を制限されたから生活が苦しくて副業を迫られている人は、

なんだかなぁ。

やりたくもな副業を、政府の政策のせいでやらされ、疲弊し、詐欺にあうかもしれないなんて。

もうちょっと、国民の実生活をちゃんと視察して、考えて、政策を実施した方がいいと思う。

政治家の先生方は、選挙以外の時は、庶民のことは眼中にないのだろうか?

選挙の時でさえ、ちゃんと話を聞いてくれているのだろうか。

適当に、はいはいと、返事してるだけなんじゃないだろうか?

そう感じてしまうような、お粗末な政策や法律案、報道ばかり見聞きするけどなぁ。