関羽と張飛

2024年02月06日 こころ院長ブログ

三国志の英雄、関羽と張飛。

とても人気がありますね。

ほんとかどうかは知りませんがその性格的なものは、真反対だったとか。

関羽は、過信なのか、自分よりも目上のもの、強そうな相手をみくびる、侮る、

試す、ようなところがあったとか。その結果として、最後は大きなミスをして、

三国志史上最強とも思われた武人ですら、捉えられ、処刑されてしまったそうな。

その反面、自分の家臣や下のもの、弱きものにはとても優しく接していたようです。

英雄的な強さと広く下のもの、民衆にも人気があり、神のように崇められたようですね。

張飛は、逆に、関羽や劉備のような目上のものには、可愛げのある親しみを示し、

敬意を表するが、同等かそれ以下の者たちには、横柄で暴力的、威圧的、

今でいうパワハラ体質だったそうです。その結果として、部下の裏切りにより、

泥酔状態で寝込みを襲われ、関羽と共に三国志史上最強に位置付けられる武将ながら、

格下の武将に打ち取られてしまったそうです。

どちらが良いか。

うーーん。。どっちもどっちだけど、やっぱり関羽かな。

現代でも、張飛は、即アウト。

酒によって、暴力振るうとかは、完全アウト。

戦場で、無双だから、許されていたのかもしれないけど、現代では、そんな戦場はない。

パワハラの世間の目はほんとに厳しいからねぇ。

関羽は、というと、これも会社的には、使いづらいなぁ。

後者の面はいいのだけど、目上のものを、格上のものを侮る、軽く見る、のは、

致命的なミスをいつかする可能性がある。

いつもいつも管理職に噛み付く社員は、使いづらい。孔明の有能な武将が、ある日加わった

時に、その実力を知りながらも侮り、無礼を働き、風評や罠で貶めようとしたり、

その意見や指示を無視したり、反抗したり、ひいては、追い出そうとしたりとするならば、

本当にやりづらくなる。

理想は、関羽と張飛のいいとこどり。

目上にも敬意を表し、格下や同等の人にも敬意と優しさを持ち合わせること。

人と人のつながりが、関係性が良好なら、全てうまくいく。

そこの糸がほつれてしまった時、何らかの不具合が生じ始めるのではないかな?

孔明は、理想的な人物として三国志では描かれている。

人としての義に熱く、仁を大事にし、礼を持ってあたり、信賞必罰を是とする。

本当にそういった人物だったかは、知らない。

けど、作品上は、そういうことになっている。

まずは、自分自身がそういった人間になれるように努力しよう。

そして、周りの人々にも、そうあってほしいと願おう。

さすれば、きっと、うまくいく。