熱い思いを持つ人との会話は、自らの想いを活気づけてくれる

2023年12月13日 こころ院長ブログ

昨日、医師会の地域医療推進委員会の会議と忘年会がありました。

今後の札幌市の在宅医療と地域医療、地域連携を、ボランティアで

集まって話し合い、シンポジウムや講演会、研修会を企画運営したり、

地域連携のシステムを構築したり見直ししたりしています。

こういった委員会や在宅医療連絡協議会などの地域医療に熱い想いを持つ

医師たちの集まりから、コロナのような恐怖の感染症が起こって

世界中をパニックに陥れた時も、いち早く、連携し、診療体制や往診協力などが

行われてきました。

私も、地域医療や在宅医療については、暑苦しいくらいの独自の想いを持っていますが、

同じように、独自の熱い想いを持っておられる開業医、勤務医の先生方と

日常の思いや今後の展望、今の問題、普段の診療経験やエピソードなどを

ざっくばらんに話し合い、共有し、意見交換できることは、

とてもいい刺激になり、自分の想いを理解し、共感してもらえることで、

元気をいっぱいもらえます。

やはり、同じようなことに悩み、喜び、悲しみ、怒りを覚えていることも

多く、それをどのように今後解決していけるかのアイディアを

共有したり、実際にうまくいったエピソードやトラブルになったエピソードを

聞けることは、己の経験値をアップさせてくれます。

酒を飲むことはないので、忘年会といっても私の場合はいつも、単純に、

リンゴジュースやお茶を飲みながらの茶話会のような感じですが、

その分、頭は冴えていますので、得た経験や知識は、余すことなく、

日常に生かすことができます。

普段、日常診療で目まぐるしい日常を送っており、目の前の患者さんのことしか

考えられない時間がほとんどです。

そんな中で、2時間ほどでもじっくりゆっくり、同じ苦労を共有している先生方と

お話しできることは、私自身、今までは忘年会というものは、ズーーと好きではなく、

止むを得ず出席していたのですが、思いの外、楽しく、有意義だなと

実感しました。

それでも、できることなら、家に帰って早く休みたいな、という気持ちがあることは

否めませんが。。。。。