正月を家族とともに家族ととともに自宅で過ごすという選択も

2023年12月03日 こころ院長ブログ

今年も残すところあと1ヶ月を切りました。

もうすぐ年末年始です。

年越、正月を家族と共に自宅で、家族の家で過ごすというのは、

夢のある選択です。

入所しているなら、外泊の許可を求めればいいでしょう。

ですが、入院している場合はどうでしょうか?

外泊の許可が降りる場合と降りない場合があります。

病状や受け入れ先の状態にもよるでしょう。

状態変化する可能性があるなら、なお難しいか。

受け入れる家族の負担はどうでしょうか?

何か緊急事態が起こった時に、救急車を呼んで入院できるのかどうか?

何か困ったことがあった時に相談できるのだろうか?

そもそも一人暮らしをしている高齢者の場合、年末年始に病院が閉まって

いる時にこそ、なぜか体調を崩す、怪我をするなんてことが

よくある。

いわゆるマーフィーの法則?

訪問診療は、そういう状況にも安心安全な医療であると言えます。

往診に、コンビニのように何でもかんでも行くわけではありませんが、

必要な時には駆けつけてくれ、診察してくれます。

外来で対処できる程度の治療であれば、その場で治療もしてもらえるし、

訪問看護と合わせれば、入院しなければならないような状況でも、

点滴などを利用して、自宅で過ごすことができます。

また、人工肛門や点滴、その他の処置が必要で、それをクリアしなければ

退院できない状況でも、そのケアも含めて、在宅で医療、看護が受けられます。

入院している、入所している、その理由の中で、誰かの治療や看護を受けなければ

ならないから、ということは多々ありますが、その実、その人手を借りなければ

いけない状況は24時間のうち、数10分から1時間程度たったりして、後の時間は、

ただ、ベッド上やディルームで過ごしているだけ、ってっことも多く存在します。

だったら、その必要な時間を在宅サービスに変更することができれば、

住みなれた在宅で、残りの時間を過ごせるんじゃないだろうか?

必ず、在宅是過ごさなければならないわけではない、入院、入所している方が

幸せだ、と感じる人はそうすることがいい。

ただ、医療や看護、介護の関係で、本当は家にいたいのに、仕方なく入院、入所しているんだ、

という人については、在宅サービスを、訪問診療を利用することで、

その希望が、もしかしたら叶えられるかもしれない。

しかし、その受けられるサービスについて、介護認定についての一般的な

知識の普及が全然進んでいない。

知らないことは、考えられない、選択肢に上がらない。

家で生活が苦しくなった、介護が大変になった=入院、入所

という等式が、まだまだ多くの人の中にある。

ちょっとサービスを追加するだけで、楽になる。安心できる。

ちょっとリハビリするだけで、自分でできることが改善し、維持される。

外来診療を訪問診療に帰るだけで、自宅での生活に余裕ができ、安心ができ、

より安定的な在宅生活が実現されるかもしれない。

在宅介護、在宅医療のことで困ったことがあれば、最寄りの役所、地域包括センター、

または当クリニックのよろず相談所の方にお問い合わせください。

また、当ホームページにメッセージでご相談していただいても構いません。