2023年12月03日 こころ院長ブログ
業務で車を運転する業種には、すべて、アルコール検知検査を
始業前、終業後にしなければならいということになりました。
したがって、当クリニック、法人でも例外ではありません。
業務上く業務上車に乗る人は、アルコールチェッカーを
車に乗る前に、そして業務上、その日はもう乗りませんとなった後に
チェックする必要があります。
飲酒運転による悲惨な事故に対する対策難度と言われています。
はぁ。
これすごく業務負担、労働者のストレス負荷なんですよね。
チェッカーの購入料金やその実施に伴う時間、労務を考慮した人件費など
馬鹿にならない。
はっきりいって、この制度、机の上で考えられた、飲酒運転対策をちゃんと考えて、
やってます的なアピール政策としか感じません。
効果があるかどうか、それにかかる負担が釣り合っているかどうか、
検証したとは思えない。
どこにそう感じたかというと、いくつかの例を下に。
まず、チェッカーを使用するときは、チェック担当者を何人か決めて、その人の目の前で
行うこと、そしてその人の確認サイン、ハンコをもらうこと。
これって、、、1人クリニックとか、1人配達員とか、1人店主とか、個人営業の人は、
自分自身でしかできないわけでしょ?だとしたら、その人は、自分でやって、自分で記録するだけ。
それが認められるなら、複数人の会社での他人お目のチェックはいらない。
条件が平等じゃぁないから。
かといって、個人営業の人が、他社にチェックしてもらえる術がない。
そして、飲酒をしない人、下戸の人にチェっっ苦するのが無意味。だって飲まない、飲めないんだもの。
飲まないものは検知されるわけがない。毎日やっても出るわけがない。
お酒飲まない人には適応する必要なし、無駄じゃない
そして、こんなん、会社ぐるみで不正やり放題じゃない。そもそも、きちんとアルコールチェックなんて
する人が、飲酒運転なんてしない。
飲酒運転なんて、しょーもないことする人は、こういうチェッカーもちゃんとやらない。
やった体で、適当に記録を捏造したりするだろう。
チェッカーも、色々、誤差や不正ができそう。
要はアルコールの濃度を減らせれば、検知検知率が減るということではないかな?
例えば、ふきかかける息の距離を取って、空気の混ざる量を増やす、なんなら、横から扇風機やハンドファン
でも回して呼気に空気を混ぜれば、コキ中のアルコール濃度は少しでも減るんじゃないかな?
他にも、アルコール消臭の内服みたいな粒を大量に飲んじゃうとか、水大量に飲んで薄めるとか。
呼気中のアルコール濃度ということは、口腔から肺の中にあるアルコール濃度ということ。ということは、
これを薄められれば、アルコールは検知しにくくなってしまうということでは?つまり、飲酒運転している
人は、恐る恐るふうっと呼気を出すけど、これって実は、口腔から咽頭・喉頭・肺の中の濃いアルコール濃度の
呼気を出しているかもしれない。思い切って深呼吸をしてから、軽くふぅっと吐くと、その大半は空気か
空気が混じった呼気なので、アルコール濃度は薄くなってしまう可能性がある。まぁ、これでチェック入るくらいなら、
相当な飲酒量。一発アウトでしょ。
などなど、こういった不正対策はしているのだろうか?
大体、仕事中に、仕事とする前にアルコールのチェックが引っかかるくらいの飲酒をしているまたは、
酒が残っているなんて、非常識にも程がある。
そんな人は働く価値なし。。。
日常で業務をして走っている人よりも、プライベートで走っている車の方が多いんじゃないの?
だとしたら、プライベートの人の方もアルコールチェックしなきゃぁ、政策としては片手落ち。
そっちはどうするつもりなの?
アルコールに対するチェックをして、飲酒運転撲滅に対応してます的な、ただのアピール政策を
会議室で適当に話をしているか、こんな制度を実施してるんじゃぁないのかなぁと思ったりします。
根本的な飲酒運転の対策をするなら、思いつく方法は二つ。
1つは、飲酒自体を禁止する。
2つ目は、車にアルコールチェッカーを常備して、アルコール検知するとエンジンがかからない、
運転中に飲む奴もいるから、運転中もアルコール検知すると警告音が鳴って外に黄色いランプが点滅する、
そして一定時間するとエンジンが止まる、とか、そもそもアルコール検知したら車が運転できないように
義務化するくらいのことしないと、ダメなんじゃぁないかな。
まぁ、技術的なこと、コスト的なことは度外視してますが。
中途半端な政策で、色々経費的にも労務的にも負担をかけられる中小企業のみにもなってほしい。
日常の訪問介護、看護、診療などの医療福祉において、飲酒運転なんてするわけないじゃない。
なんで、車を使う業種全て対象とか、無茶なことしてんの?
直行直帰とかも働き方改革であるのに。
いやぁ、ほんと愚策中の愚策だなぁと思いましたよ。