2023年12月02日 こころ院長ブログ
当法人では、医師の働き方改革についても真摯に向き合って、取り組んでいます。
まだ実施には至っていませんが、それについては、考えつつ、開設当初から、
計画的に進めていました。
もちろん、開設当初の院長一人体制では、どうしようもなく。
自分が頑張るだけなので、無茶難題、やりたい放題でしたが、医師を増やすにあたり、
長期的に安楽に楽しく余裕をもって働けるようにと、勤務条件を整えていました。
それでも、24時間365日の待機、というものが付きまとう、地域医療、在宅医療においては、
現実的な壁が存在します。
待機をどう見るか?どの程度の負荷、仕事ととるのかは、実は、一定の見解がないのが実情です。
待機の大変さが、一定しないから。ストレスも人それぞれ。
待機の縛りとしては、ざっくり30分以内に駆け付けられるところにいてくれれば、というくらいの縛り、
なので、かなりことが自由にできます。
平日夜は、どのみち自宅にいることがほとんどなので、自宅が遠方でない限りは、電話対応と
かなーり時々の往診が業務となります。
土日の待機は、看護師とのペアでの待機。
往診となることは、多くて1-2回。
全くないことの方が多いです。
電話対応は、1~2数件。
さてこれが、どのくらいの負荷、ストレス、業務ととらえるか。
当直のように、病院にいて、当直室にいて、検食させられて、外出の自由がなく、ということに比べると、
かなり自由度が高く、ストレスが少ないといえます。
また、普段から患者さんのケアを十分おくと、かなりの確率でオンコールを減らすことができます。
オンコールが大変、という話は、その実、日中のケアが足りない、ということに起因していることも
多々あるということを考慮する必要があります。
今後、このオンコール待機という部分に対する働き方改革、ということが、どのようになっていくのか、
どのように考えていくのか、ということです。