2023年11月03日 こころ院長ブログ
地域医療、地域看護、地域介護に必要な人材の才能?条件?とは・・・
私が個人的に思うに、数ある中でも重要なのは、継続性・・・・だと思います。
どういうこと?
という感じでしょうが、要するに、同じところに、せめて同じ行くに、長くいること。
これがとても大事だと思います。
同じクリニック、同じ事業所、同じ施設、同じサテライトに何年も十何年も継続して
勤務する事。
一般的な業種に関してはステップアップ、スキルアップと称して、欧米のように
転職することが何となく良しとされている昨今ですが、医療従事者においては、それは、
むしろマイナス(本人のスキルにとってはプラスのことがあるのかもしれませんが)、
利用者さん、患者さんにとっては。
というのも、医療、看護、介護、リハビリテーションなど、受ける治療やサービスを
利用者さん、患者さんは、できればなじみの同じ人にやってほしい、慣れ親しんだ人と
できるだけ長く、できれば最後まで診てほしいと思っていることが多いと思います。
それをポンポン担当者が交代するようでは、落ち着かないし、安定した長期的な
サービスプランが立たない、前任者とやり方や方針が全然変わっちゃう、毎回、
自分がこうしてほしいというしきたりや希望を一から伝えなおさないといけない。
そういったことが嫌なんだよねぇ、という現場の声を良く聞きます。
そういったことは、銀行や保険のサービスなどにも言えます。
会社の方針で、特に大きな組織では、数年ごとに転勤させるシステムになっている
事があります。
なぁなぁにならないように?経験やスキルが偏らないように?などなど、理由はあるのかも
しれませんが、その限られた地区のスペシャリストを作ることも重要なんじゃないかな?
その人、その地区を長いこと担当しているので、歴史まで精通している、かゆいところに
手が届くような存在。
そういった人は、とても重宝すると思います。
なので、当法人でも、人材は喉から手が出るほど欲しいですが、外来メイン+訪問診療の
正規職員医師、外来補助ナース(パート)、訪問診療補助+外来補助ナース(正規職員)、
訪問看護師(正規職員、パート)などを募集していますが、
誰でもいいというわけではありません。
できれば、ながーーく、一緒にはたらいてくれる方がありがたいです。