2023年09月06日 こころ院長ブログ
主要5教科と呼ばれる、英語、数学、国語、理科、社会。
中でも最も重要なのは、国語力。
国語力が全ての基本。
これがないと、そもそも問いの意味がわからない、意味を
間違えることで、正しく問題にあたれない、
理解しようにも理解できない、理解するのに時間がかかってしまう、
記憶、暗記しようにも言葉や文字がわからない、記憶していないと、
暗記自体が、記号の暗記のようになったり、意味と文字との
二重の記憶をようしたりと負担が増えてしまう。
一見、回り道のようにも思えるが、もし勉強につまずいている
子供達を見かけた時、勉強しているのに全然捗らない、覚えられない、
理解できないようなそぶりがあったら、今一度、国語力を
確認してみるといいかもしれない。
地頭がどうということは、ほとんどないと思う。
要は、そこまでの成長の過程で、どこまでの国語力をつけてられているのか、
ということが、それなりに影響しているような気がする。
日本の教育の中では、意外と国語力の強化というところは、
見逃されているのかもしれない。
英語や数学に重きを置いたり、目がむきすぎていたりするのかもしれない。
社会に出てからも、相手の意を察する、本当の意味を理解する、
考える、思考する、発想する、そう言った中でも国語力は、
とても大事な気がする。
どんなに英会話ができても、国語力がなければ、真の会話はできない。
そう思う。