2023年07月13日 こころ院長ブログ
栄養剤は進歩している。
脂質フリーのさっぽありした栄養剤もある。
1本飲んだら、1食分の栄養になる。
そんなものもある。
じゃぁ、それで十分か?というと、まだまだ。
在宅や高齢者医療の最前線では、まだまだ、使いやすいものが求められる。
在宅医療の立場からは、やっぱり、飲んでくれるもの、食べてくれるものがいい。
どんなに栄養価が高くても、口にしてくれなければZERO。
だったら、少しでもいいから口にしてくれるものがいい。
保存や移動には難があるが、メイバランスアイスはかなりいい。
アイスで栄養が取れるならそれはかないい。
液体の栄養剤としては、普通の栄養剤の半分~2/3の栄養でもいいから、
すごくおいしいものを作ってほしい。
ジュース、お茶、コーヒー、ヨーグルト、何風味でもいいから、
ごくごく飲めるやつ。
1日に6本~10本くらい飲まないと、1日分の栄養にはなりません、というような
物でも、好んで高齢者が飲んでくれるものがいい。
なんなら、薄めた分だけいっぱい飲んでもいいなら、それで、一日の水分量も
稼げるかもしれない。
また、今まで世界に恐らくなかった、微炭酸、炭酸のすっきりした栄養剤、なんてもの
発明されたら、革命的だね。
オロナミンC、高齢者の間で、無双状態の飲料水。
これを栄養剤に昇華したら、栄養業界で無双状態になってしまうかも。
技術的には、難しいのかもしれないけど、研究職の頭のいい方々が、試行錯誤して
いつか生み出してくれることを願います。