2023年06月21日 こころ院長ブログ
人智を尽くして天命を待つ。
人智を尽くせば、結果はいとわない。
逆に、人智を尽くさなかれば後悔が残るかも。
それは、勉強でも、地域医療でも同じ。
試験勉強を、自分が納得いくまでやっていれば、たとえ結果が悪くても、合格しなくても、
その結果には、後悔は伴わない。
在宅医療、地域医療でも、訪問看護を入れて、手厚い看護を受ける、訪問リハビリテーションを
受けて、少しでも転倒・誤嚥のリスクを避けて、安楽な生活を少しでも長く過ごすこと、
そういったことを迷って、先延ばし、決断できずにいたら、不慮の結果が起こったときに
後悔しないでいられるだろうか?
延命はいらない、薬は変えてほしくない、明確な意思があれば、たとえその結果に不慮のことがあったと
しても、後悔はしないだろう。
問題は、何が選択できるのか?その結果、どうなるのか?そのことを
よく理解して、決断しているかどうか?
医療従事者側、介護従事者側が、自分たちの手間やマンパワー不足、その他の理由でできることの、
本来提供されなければいけないようなサービスの情報をちゃんと提供していないなら、
後悔の無い決断ができるだろうか?
後でこんなこともできたんだと、後悔しないだろうか?
もちろん、ヒューマンエラーは起こりうる。
しかし、エラーと故意に。。。は完全に別である。
利益誘導は、よくない。