2023年04月27日 こころ院長ブログ
英語は、理系文系問わず、必須の学問。
素人目にもわかる、唯一といっていいほど、社会に出ての
実用方法が具体的にイメージできる学科ともいえる。
特に理系にとっては、英語が得意、という武器は、
たとえようもないくらい強い武器。
では、英語を得意になるにはどうしたらいいのか?
多くの学校や塾の先生や著者らが、色々なことを言う。
そのため、情報に踊らされて、右往左往しているうちに、時間と
労力とお金ばっかりかかって、その実、結局は、英語は得意に
ならない、ならなかった、という方も多いのでは?
そもそも、これさえやれば、~時間で、これ1冊で、なんて甘い言葉、
嘘に決まっている。
正しい方法なんて、別にない。
どんな方法でも、上達すればいいのだから。
英語得意で、数学苦手、その状態で、北大医学部になんとか紛れ込んだ
私からのアドバイスといえば、
とにかく、毎日、英語に触れること。英語に慣れること。英語を
日常にすること。かな。
留学やホームスティすると、英語を聞ける、話せる、分かるようになって
帰ってくる。
これって、もちろん勉強してきているのもあるんだけど、環境的に、
必然的に、必要に迫られて、毎日、英語と触れ合っているから、ってのが
大きいんじゃないのかな?
だから、離れちゃうと、ちょっと能力も落ちてしまう。
英語を始めたばかりの子たちなら、なおさら。とにかく触れること。
方法は何でもいいと思う。
毎日話してみる、聞いてみる、読んでみる、書いてみる。
そこからじゃないかな。
そして、結局は、単語や熟語をしらないと、話にならない。
小中学で、2~3000語レベル。
大学受験なら、数千~1万語くらい?
簡単なものから、ちょっと難しいものまで。
ネイティブなら数万語らしい。
学校教育の中で、学校の授業やテストとともに、
受験の勉強・・・・。やることいっぱいあるけど、とりあえず、お勧めは、
学校の教科書の文を覚えちゃうこと。
そうすることで、自然と、教科書に出てくる単語の意味が分かる、書ける
ようになる。
覚えた文により、英語の自然な並び順が身につく。
構文として、覚える、理解するのも大事だが、感覚的に、この順番でないと、
この形でないとなんだか気持ち悪い、違和感がある、
というのも結構大事。
覚えた例文に単語と熟語を加えるだけで、結構なことが作文できる。会話できるようになる。
日本の学校教育の英語では、英会話にならない、実用性が無いと昔からよく言われているが、
そんなことは無い。
要は、理解の仕方、覚えたことの使い方の問題。十分、通用する。
なぜなら、ネイティブの子供たちは、小学生レベルで十分大人と話ができているのだから。
英語は唯一といっていいほど、大学受験に必須の科目。誰もが通らなければならない道。
だとしたら、苦手だ、不得意だと言いながら勉強するよりも、得意だ、好きだ、と思って
勉強できる方が断然いい。
大谷選手がなぜ、あれほどすごいのか?
才能?なんて言葉で片づけるのは、無能な人の嫉妬や失礼ではないだろうか?
大谷選手は、きっと誰よりも野球が好きで、誰よりも集中し、一生懸命練習して来たから。
未来の自分を頭に描き、それに向かって計画的に努力してきたから。
じゃないだろうか?
遺伝や才能なんかで、自分の不勉強、努力の足りなさをごまかしてはいけない。
人間の脳のほとんどは使用されずに死んでいく。
だとしたら、親の遺伝なんで要素は、大したもんではない。
使われていない脳の部分を引き出すくらいの努力をすればいい。
誰もが大谷選手の様になれる素質を秘めているんじゃないかな?
努力しているのに報われないんだけど?と思う人がいるなら、努力が足りないのかも?
やり方、考え方が違うのかも?
と、立ち止まって考えてみる、
見直してみる必要があるかもしれませんね。