2023年04月21日 こころ院長ブログ
部活は、学生生活の一部。
なかには、部活命、って子も多いのでは?
でも、私は、勉強がおろそかになるくらいなら部活は辞めてしまえば?と思っています。
スポーツはいい、音楽はいい。
メディアや大人たちは、口をそろえて言うけど、それを否定する人、けなす人はあまりいない。
なのに、勉強となると、勉強ができても運動ができないなんて、とか、勉強ばっかりしていて、
世間知らずで、とか、勉強ができるけど性格が悪いんじゃない?とか、こそこそ勉強してずるいとか、
東大に行かなくたっていいじゃない、勉強がすべてじゃない、など、どちらかというと否定的な
話が良く聞かれる。
私は、学生の本分はやはり勉強だと思う。勉強して、これから出ていく社会で、打ちのめされても、
打開するだけの知識を、考え方を身に付けておくべきだと思う。
その中で、体を鍛える、心を鍛える、人間関係を鍛える、楽しむ、息抜きで、競争することを学ぶ、
チームプレーを学ぶ、相手の気持ちを知る、相手の心理を読むなど、様々な能力を身に付けるのに、
部活はいいことだとは思う。
だけど、あまりにハードなタイトなスケジュールでの部活で、時間が無くて、疲れ切って、勉強が
出来ませんでしたとなるなら、部活は考え物。
部活がいい、大事と思うなら、部活のせいで勉強がおろそかになっている、と思われないように、
無視と短い時間でも集中して学業にも励む。それくらいしないと、部活に失礼じゃなかろうか?
部活が悪い訳じゃない。
それをすることによって、結局勉強から逃れようとしている弱い自分がいけない。
何も1日中部活をしてるわけではない。
実は、部活と学業は両立できる。
できる子はできている。
ということは、できていない子には、隙がある。
その隙を上手に埋めることができれば、少ない時間と体力で、勉強をすることができるなら、
文武両道が、手に入るかもしれない。