2023年04月14日 こころ院長ブログ
主要五教科の勉強方針を、再調整しました。
学校の授業が始まると、学校や先生の指導方針が見えてくる。
何を求めているのか、どういう風に進行していくのか。
何を重んじていて、何をテストしようとしてくるのか。
これは、受験戦争を、中学受験、高校受験、大学受験、国家試験受験と
すべて経験してきた自身の勘ですが。
なので、当初予定していた各教科の指導方法、勉強補助方法を、
早速軌道修正することにしました。
理科・社会 ⇒ 欠伸が出るくらいの自信・得意科目にする
英語 ⇒ 大幅軌道修正なし。すこし、教科書にウェイトを増やすけど。
数学 ⇒ スタサプのウェイト減、学校準拠、基礎トレーニング、読解力アップへ。
国語 ⇒ 軌道修正概ねなし。
とにかく、得意科目を作ることが大事。
学校の授業が難しいと、授業が苦痛になる⇒授業がつらくなる⇒学校に行きたくなくなる
のループに入ってしまう。
1つ2つと得意科目、余裕科目ができると、日の授業の1つ2つは、リラックスして、受けられる。
休息時間のようになる。自信を保てる。
そこで、得意科目にしやすい、理科社会を圧倒的な得意科目とし、さらに、重要科目である
英語数学を通常の得意科目にすることで、なかなか一朝一夕には伸びにくい国語を苦手科目から
普通科目に引き上げる時間を稼ぐ、という作戦を立てています。
経験上、やればやるだけ伸びる科目、やったとしても、効果が出てくるまでに時間がかかる科目
とがあります。それを、いろいろなプレッシャーや期限、その他に囲まれている学生時代に、
理解できるだろうか?
なので、目に見えて効果が出る科目を重視し、そこで成功体験を作ることで、やればできる、という
魔法の報酬を体験してしまえば、勉強って楽しいな、のサイクルにはいれる。
勉強がすべてではない。勉強ができなくったって、いい子だもん、運動ができるもん、ピアノが弾けるもん、
友達が多いもん、部活頑張っているもん、だから大丈夫だよ、って親は言う。
でも、子供自身は、勉強ができない事を本当に良しとしているのか?
本当は、できるようになりたい、勉強ができる自分を夢に見ているのかもしれない。個性の尊重、平等の社会でも、
心の根底では、自分はだれかより優れていたい、勉強ができる自分でいたい、できれば友達よりいい点を取りたい、
そんなことを思っているのではないか?でも、現実がついていかないから、勉強だけが人生ではないという、大人の
理屈に便乗していないだろうか?
やればできる。どんな子でもやればできる。やってできなかったことを誰も責めはしない。やらなかったことを責める
こともしない。
やってできたことは褒めたたえる。そうして得た力や資格その他で、めぐ慣れた人生を送ることを誰が責めるだろうか。
学生は勉強するための期間。色々な経験をする期間でもあるが、勉強をすることが主。これができて、社会に出てからの
実際な勉強をする能力も培われる。
学ぶことの楽しさ、できるようになることの楽しさ、テストでいい点を取れるようになることの楽しさ、周囲の人より
劣っていないという安心感、。。。。多くの心情が渦巻く学生生活を楽しんでもらいたい。
テストは避けられない試練。だったら、最高の結果を目指すべき。
そのためには、早い時期から、目標を見据えて、それに向かって着々と、準備をしたものが、勝利を確実とする。
と思う。
テスト前の徹夜や詰込み勉強なんて、いらない。
テスト前の日こそ、サラッとチェックして早く寝ろ。これが、私の方針である。
勉強計画にも優れた軍師がいるといないとでは、大きな差が生まれるかもしれない。