2023年02月07日 こころ院長ブログ
子供のころ、一般サラリーマンの家庭に生まれ、母も週2~3でパートにでていたので、
家に帰ると🐶しかいない、なんてことはよくあった。
お腹が空いたときには、よく、コンビーフと冷や飯、塩コショウ・醤油で作った
コンビーフチャーハンをよく食べたものだ。
そのころは、それがおいしかった。
久しぶりにコンビーフを買って作ってみた。
それほどおいしいわけではない。
その当時はこれが好きだった。
しかし、そのコンビーフに異変が?
コンビーフのサイズは、当時よりも2~3周り小さく、しかも1つ数百円もする。
あれ?
コンビーフってこんな高級食材だったっけ?
こんなんじゃ、コンビーフチャーハンは、るすばん坊主がお手軽に作れるメニューではなくなったな。
物価の上昇って、普段生活しているだけでは気が付きにくいけど、思い入れのある単品に
注目するとよくわかるね。
ビックリマンチョコも当時は30円だった。いつしか80円、100円と値上がりしていたっけ。
ガソリンも、20年前はモダ石油で89円/Lだったっけなぁ。
値上がりするのは比較的簡単で、一度値上がりすると、材料費が値下がりしても、なかなかお店が
値段を下げてくれないんですよねぇ。材料費が下がった分、利益が上がるだけで、その前に出た損失を取り
返さなきゃ、と思いつつ、上がった値段が当たり前になっていってしまい、そのうち、それがベースになり、
また材料費が上がるときが来ると、今までより損失が出たから、値上げしなきゃ、って、どんどん値上がりする
サイクルに入るんじゃないだろうか?
そのなかで、勇気あるお店が、材料費が安くなった時に値下げして、売り上げを伸ばすと、お客さんを取られ
ちゃうので、しぶしぶ、周りのお店も値下げするということがおこる。
勇気ある、心あるお店が出現せず、談合、暗黙の談合のように周りを見て誰も値下げしない業界は、
一考に値下がりはしないのだろう。
そんな風に考えます。