働き方改革すすめば、給料は下がるもののはず

2023年01月24日 こころ院長ブログ

働き方改革で、残業時間の減少、労働時間、日数の減少、産休・育休などの取得、などなど

実質労働する時間が減るということは、給与が減る、ということになる。

パートの人はもちろん、年俸・給料性の人も、実質1時間当たり、1日当たりこれくらいの労働

に対して、これくらいの売り上げの換算になるから、抗れ位の利益になり、そこから、

経費を引いて、会社の利益を引いて、給与が決まる、などなど、計算方法は、それぞれだが、

要は、会社の売り上げにどれくらい貢献しているかで給与は決まるもの。

働き方改革により、労働時間は激減して、働きやすくなる。が、当然、その分効率が上がっていれば

労働成果は変わらないか上がるか、そうすれば、給与は上がる。

だが、多くの場合は、労働成果は、時間の分だけ落ちるだろう。

そうなると、会社の利益は減る。下手すると赤字になるかも。そうなれば、給与は下がることになる。

現状、物価上昇しており、それにともない家計は苦しくなる。給与を上げてほしいという声が増えてくるだろう。

しかし、会社は上げられるだろうか?

給与据え置きの会社は、むしろ、労働時間減少に対して給与維持なら、実質給与アップとも考えられる。

そこからさらに給与アップとなると、かなりの昇給と考えられることを認識したほうがいい。

会社がつぶれたら元も子もないのだから。

もしも商品の値上げなどで、採算がとれているのなら、労働成果の上昇が得られたりするので、給与は上がるかもしれない。

上記は、一般企業、会社の話を想像して書いたもの。

クリニックは別物。

クリニックの残業は、基本的に、売り上げには直結しない、レセプト業務や庶務、事務的なもの、事後処理的なものがいいい。

だから、残業が少なくなるように日々の職務を調整、効率化するしかない。

売り上げは、診療・治療・施術などで決まるので、営業時間内のものがほとんど。

もちろん、物価高、円安などの影響を受けて、経費は膨れている。

それでも、クリニックは、人がすべて。人の力で、サービスが提供されている。だからこそ、労働環境を整えて、良きスタッフを

集めて、より良いサービスを提供することで、健全な運営が可能となる。

だからこそ、賞与や手当、給与アップなど、病院経営自体は余裕があるわけではないが、少しずつでも続けていきたいなと思っています。

なるべく無駄な経費を使わない、社長も含めスタッフ皆に還元する、serviceに還元する。

健全なクリニック経営をこれからも続けていきたいと思います。

ところで、数か月前に盛り上がった最低賃金 時給1000円、ってどこに行ったの?最近の求人見てるとまた900円台の募集がほとんどになって

いるけど・・・・。