2023年01月12日 こころ院長ブログ
コロナ禍、物価高騰などの中で、介護事業所がいっぱい倒産しているとの事。
そりゃ、そうだ。
ただでさえ、利益率が低い制度、報酬体制になっているのに、人材は常に不足、
離職率高い、物価高騰しても、サービス価格を上げたり調整できない。。
そのうえ、賃金アップしろだの、他の職種で賃金アップしたら、介護士などの
離職に拍車がかかる。
そもそも、介護事業には、在宅医療関連もそうだけど、介護を、地域医療を
一生懸命やりたい、人をために尽くしたいと参入している場合と、
参入しやすいから、開業しやすいから、店舗展開しやすいから、楽に稼げるから、
などビジネスライクに参入している企業も沢山ある。
そういった中で、個人経営のこころある小さな事業所は、体力が無いので、
コロナ禍や物価高でダメージを受けて倒産しやすい、大手の企業は、
売上率が悪ければ、撤退してしまうなど、そういったことも起こりうるだろう。
医療も介護も、柔軟に、インフレなどがおこったら、迅速に報酬増額してくれないと、
賃上げなどに対応できない。
国が率先して介入できる分野だからこそ、一般企業に先駆けて、介入して、
医療介護の世界から賃上げをすすめて、他の業種の賃上げを誘導していくのが、
いいのではないだろうか?
電機会社ばっかり、サービス料金引き上げて。
我が家の電気料金は、使用量はほとんど変わりないのに急に2万円くらい上がったよ。
使わないわけにはいかないサービスを、客の足元をみて、大幅に値上げして、
自分たちの企業の利益を守るのが許されるなんて、なんだか、
電力会社は優遇されている気がする。
こういうライフラインになるようなサービスは、そもそも、民営化しないで、
国が税金投入して運営して、価格水準を維持する方がいいんじゃないかな?