2023年01月06日 こころ院長ブログ
本年度、達成する目標は、いっぱいあります。
その中でも、重要な位置にあるのが、マンパワーの確保です。
常勤医師 1名追加です。
この意味合いはとても大きい。
現在は、私と野田医師と2名の外科医が常勤しています。もちろん、昨年春まで1名体制でしたので、
とてもマンパワーは充実しています。
しかし、当初より、最低3名、という目標を掲げておりました。
なので、あと一人は、増やさないと。
それ以上については、経営上問題なければ、多い残したことは無いのですが。
3名というのがとても大事。
というのも、1人だと、当然、受け入れられる患者さんの数が少ない。2名になれば、もてる患者さんの
一1.5倍くらいになります。
ならいいじゃん、と思うかもしれませんが、もし、病気やケガ、旅行などでお休みしたら?急に勤務継続が
困難になってしまったら?
その時残された方の医師が1.5倍の患者さんを継続診療することができるでしょうか?
そうなると、うかうか長期休暇も取りづらい。勤務環境が悪くなってしまいます。
そこで、3人目の登場です。3人目が加わることで、1人医師の時に比べ、2~2.2倍くらいの患者さんを受け入れる
事ができます。3人に対して2倍くらいって、なんか非効率なようにも見えますが、実際はそんなものです。
3人いるから3倍稼げるぜぇ、なんて考えの法人もありますが、それは、取らぬ狸の・・・・。現場が見えていない。
2~2.2倍の患者さんを、一人休んでいるときに2人で診られるのか。
これは診られます。
数か月とか限定的なら、それほど問題ありません。医師の復帰を待つだけの忍耐力はあります。
永遠に2人に、となtってしまったら、数か月かけて徐々に二人でできる分に減らしていくしかありませんが。
なので、次の3人目の”心ある医師”が加わることは、当法人において、革命的に重要な案件なのです。
地域医療・在宅医療は、勤務からすると、責任が無さそうで、楽そうで、QOLが高そうでいいなぁ、給料も
勤務医よりも高いんだろうなぁ、とおっも割れている反面、専門性が取っ払われてしまうため、色々な人を
診察しなければならない、検査の機器も充実していない、マンパワーが足りない、責任を分割してくれる仲間や
先輩・上司もいない、患者さんとの付き合いが濃厚でやりづらい、休みがとりにくいのでは?などの
先入観もあり、なかなかハードルが高いのかもしれない。
医局などの人事と違い、なにかあっても、また系列の病院に移してもらえる、という保証もなく、
個人と法人との直接契約になっている、なども人生設計や生活に不安を感じるのかもしれない。
それでも、地域医療・在宅医療をしている側からの意見としては、いわゆる医学部に入ったときの医者、医療の
良いイメージを実践して、実感できるのは、急性期治療をしている時よりも地域医療をしているときの方が
感じられるなぁと個人的には思います。
まだ、最低1名枠がのこっています。
地域医療をやってみたいな、と思われる”心優しい、心ある”医師の方、おられましたら、ぜひご連絡ください。