2023年01月04日 こころ院長ブログ
交通費は、各病院で規定しています。
いくらにしなさいということは無い。
だから、他科医も低いもないのだけれども、実際、かかった交通費よりあまりに高額に請求する
のって、どうなのかな?と思います。
ちなみに、当クリニックの場合、
もみじ台 100円、青葉町 200円、左記以外は300円というのを開院時に決めて、
以降値上げはしていません。
あまりにガソリン代や物価高になると、そこらへんの値上げも考えないといけないのかも
しれませんが、今のところは、変更していません。
クリニックによっては、一律1回500円とか、場合によっては1000円近く請求するところもあるようです。
実際、ガソリン代に換算すると、軽自動車で1L 15mlくらい走行できるので、
通常訪問するのは5~8㎞くらいと考えると、往復でも2Lあれば足りる計算。
ガソリン価格が160~170円/Lだとすれば、300~400円であれば十分足りるのかな?
遠いところでも、500円でも高いのでは?と感じますね。
これに、自動車所有の経費も織り混ぜるなら、もう少し高くなりかもしれません。
ただし、クリニックから1件いった場合で、実際のところ、1回の訪問で複数個所を順々に回ることが
普通ですので、遠いときもあれば、近くを連続することもあり、平均すると、全体の移動距離は、
3~8㎞くらいのどこかで安定するのかもしれません。それは、各クリニック次第。
実費計算も実際は不可能。
あるところで線引きするしかない。
が、あまりの高額の請求はどうなのかなぁ、と個人的には思います。
今後、訪問診療を開業する予定の先生方の参考になればと、個人的な見解を
書かせていただきました。
ちなみに、訪問リハビリテーションなどでは、交通費が請求できない、という制度も、
おかしいなぁと思います。発生している経費は、請求出来てしかるべきだと思いますが。
医療介護制度は、どさくさに紛れて、管理料などにマルメで込みたいなごまかしが多い。
ちゃんとした請求を制度化するべきだと思う。