妊娠出産一時金・補助金

2022年12月14日 こころ院長ブログ

出産補助金が50万円に増額されるとか。

今や、政治家もメディアも、猫も杓子も少子化対策と称して、子育て支援を訴えれば、

人気が上がると考えているような気がする。

子供が生みやすくなるのはいいことであるが、お金の使いどころや使われ方も考えないといけない。

そもそも、子供は親が欲しくて生むもの。お金のあるなしで決まるようなものでもない。

家族が欲しくて生むもの。

動物だって、我が子の為に、親は必死になって、自分の命を削って、自分の人生を全てかけて

でも、守り育てていたりする。

我が子の為に、働き、自分の時間を割き、エネルギーを注ぎ、巣立たせるのは、人間だって

親なら当たり前のことじゃないの?

そうやって、自分も育てられたんじゃないのかな?

子育て支援金では、出産費用を賄えないというコメントをしている人がいる。

支援金は、費用を賄うものではなく支援するもの。全額それで賄える、賄ってほしいと思うことが

ちょっと違うのでは?自分の家族のことだから、自分のお金も当然使うべきでは

支払うべき出産費用が、産婦人科によってバラバラ、というのもちゃんとしたほうがいいのでは?

基本となる出産費用がいくらかかるのか。それを決めないと、いくら、どのように補助してあげたら

いいのかが決まらない。

支援金でおつりが来てしまう人もいれば、1/3にも満たない人もいたりする。

それについては、出産も保険診療で受けられますとしたらどうなのだろうか?

3話市負担で、例えば、自費は9万円前後となります。そちらに対しては、一律10万円の

出産支援金が国からもしくは都道府県からもらえますので、実質負担ゼロです。

となったらどうだろう。

病院の設備や食事、serviceのプラスアルファについては、個々人のどのような環境で、快適性で

出産したいかという好みのものなので、そこについては、病院側と個人の契約で自費負担・保険適応外

でお好きにどうぞ、という形なら、お金のあるなしに関係なく出産は確実にできる。お金をかけたい

人は、自分で追加して、好きなだけ贅沢に、快適に出産できる。

出産は、病気ではないので、保険診療ではない。なので、病院、クリニックの経営方針により、設備や環境・サービスが異なり、

おのずとかかる費用も変わってくる。より快適を求めれば、費用はどんどん上がる。

高級志向や過剰なサービスを提供するところも増える。

出産費用はどんどん膨らみ、それに対応して、祝い金などを増やしていたら、いつまでたっても鼬ごっこ。

まずは、子供がつつがなく普通の産院で出産が安全に行えることが最優先で、それを保険と支援金で担保したらいいのでは?

と、子を持つ親としては、自らの経験も踏まえて、考えるわけですが、これが正しいとは言いませんが、

今の制度のままでいいのかな?と疑問に思います。

私はもともと、少子化にそれほど危機感は持っていない。地球上の人口爆発が懸念されている昨今、

今までのように、人口を増やせばいいというスタイルは、抜け出た方がいい。

小さくてもまとまった、クオリティの高い国の運営を考えてもいいのでは?

と考えています。

むしろ、これから、生活費を稼いだり、増やしたりできない高齢者の負担を増やしていくような政策を

打ち出していっている方が、だいじょうぶかな?と感じます。

高齢者の負担を重くするより、不要な工事、予算を使い切る為の活動を辞めさせたり、多すぎる議員定数の削減、

文章交通費などの無駄な経費や第2の給料の削減、年明けの旅行補助みたいな製作再開って言ってますけど、

もう、コロナに関しては、みんな、旅行に行きたい人はいくから、GOTO的な政策に多額のお金をかける必要は、

無いんじゃないかな。そこよりも、物価高、ガソリン高、増税しないでで済むような予算の再編成などを

考えた方がいいんじゃんかろうか。

与党の支持率低下続いているからって、支持率上げるためのご機嫌取りみたいな予算の使い方だけは、

辞めてほしいなぁ。

支持率が悪いのは、それなりの理由があるのだから、そこを改善しないと。そのために、国家予算を使うのは、

公私混同のようなもの。

国家予算は、与党の為ではなく、国民の為だけに使ってほしい。