2022年11月22日 こころ院長ブログ
やりたいことを仕事にしたい。やりたいことで稼ぎたい。
誰しもが思うことかもしれない。
それは、かなり漠然とした目標、願いだけに、むずかしい。
実際、現在の仕事をやりたい仕事と思ってやっている人がどれほどいるのかもよくわからない。
そもそも、よく聞くやりたい仕事に就けない、やりたい仕事では食べていけないというは、本当か?
そもそも論で、本人自身が本当にやりたいことなのか、分かっていないのでは?と思うこともある。
やりたいことをやっているはずなのに、その仕事が苦しい、その仕事をするでの勉強がヤダ、できない、
収入が足りない、うまくいかない・・・・。
本当に好きなことなのかな?やりたいことなのかな?
本当に好きなことは、その知識や技術を磨くことにむしろ喜びを感じたりするもの。その苦労は、いとわない。
資格を取る、スキルアップする、レベルアップする、メニューを増やす・・・、そのほか、向上するための努力って、
別に苦痛は感じないはず。だって楽しいんだから、やりたいことなんだから、好きなことなんだから。
そういった努力をするのが面倒くさいと感じているなら、感じるなら、本当にやりたいことではないのかもしれない、
好きなことではないのかもしれない。
お笑い芸人のカズレーザーさんも、一部、同様の見解を示していました。
遊びとしてやりたいことと仕事としてやりたいことは、別に考えた方がいいのかもしれない。
遊びとして好きなもの、やりたいものを仕事として楽しいものと単純には持って行けない。
仕事は、お客様に提供するものだから、自分が楽しいだけでは、成り立たない。そこに、食べていけないという、
収入が得られづらいという壁も起こりうる。
でも、好きでやっている仕事なら、別に、収入が少なくたって、いいじゃない、と思えるはず。
好きなことをやって、食べていくだけの十分な収入が得られないなら、好きなことを続けるために食べてい行けるように、
なんらかの努力をすればいい。
仕事は、どの仕事でも、その仕事における楽しみやコツ、こだわり点、匠の技、などが存在する。そこを極めていくことに
楽しみは得られる。
好きな仕事、やりたい仕事を捜すということもいいが、今ある仕事に楽しみを見つける、好きなところ、極めるべきところを
見つけて、その仕事を好きな仕事、楽しめる仕事にする、という方法もある。
むしろ後者の方が、簡単かもしれない。
島手の届く範囲にある仕事、今ついている仕事を、勝手につまらない仕事、やるべき価値のない仕事、自分の好きじゃない仕事
だと勝手に思い込んでいるだけじゃないだろうか。
勝手に、自分の理想像を描いて、今の自分には、今の仕事はふさわしくない、格好悪い、つまらない、などとさげすんでいるだけ
じゃないだろうか?
もう一度、じっくり考えてみたらいいかもしれない。
そんなに蔑めるほど、自分は立派な存在なのか?その仕事は意味のない、しょーもない仕事なんだろうか?社会に必要のない仕事
なのだろうか?
一見華やかに見える他の仕事、あこがれる仕事について、本当にやりたい仕事だと思えるほど、知っているのだろうか?
なあーんて、仕事について、色々考えてみたりしました。
私は、昔から、どんなに一見意味が無いように見えるいわゆる雑用のような仕事も、未来に役に立つと信じて、すべてを受け入れ、
全ての雑用を迅速、丁寧に、確実に、快く実行することを心掛けていました。
たとえほかに人が嫌がって避けることも、積極的に自分でやっていくこと。
それにより、後々、其の雑用をやってくれる人が現れた時の指導や注意、アドバイスもできるし、カバーもできる。雑用を早くこなせる
力って、やはり、のちのち時間を効率的に使えるようになるという能力を得られたり、雑用を快く受け入れ早く確実にこなすことで、
周囲の人々との関係性の構築にもつながります。
大量の仕事を押し付けられていると考えるよりも、それをできると思われて回されていると考え、その期待に応えるべくこなしていく。
大量の仕事をさばける力は、結局、大量の仕事を捌くことでしか身につかない。
色々な仕事を大量にすることで見えてくる広い視野も手に入るかもしれない。
大量の仕事を長時間、長期間かけてこなすことで得られる、強靭な体力や精神力・忍耐力も診につくかもしれない。それが、ゆくゆく
過労死や抑うつの発症などから身を守る力になるかもしれない。
その意味なんて、よく分からない。そういうことにつながるかもしれない。無駄ではないと考え、自分の身に少しでもプラスになると、
誰かの為になると、プラスに考えて、闇を抱えないように仕事をこなすこと。そういうメンタルを持つことは大事。
自分のやりたいこと、したいことを、ダンスだ、歌だ、スポーツだ、お笑いだ、なんだと一つに決める必要はない。所謂定職やバイトでも
そちらも好きな仕事としてやっていく。
その一方で、前者の方も好きな仕事としていやっていく。そういう柔軟性もありじゃないかな?
好きな仕事うぃっぽんに絞ることで、それだけでは生活が苦しい、その中で、好きなこともだんだんつらくなってしまう。
そういうこともあるんじゃないかな。
好きなことを一筋でやらなきゃならないなんて誰が決めた。
誰が超一流にならないとダメだと決めた。
他の好きな仕事で稼いだ資金を、もう一つの好きな仕事に費やしたって、そちらで稼げなくても、好きなことができたら、いいんじゃない?
一生懸命仕事をすることは大事。で、気持ち自体はもっと楽に生きてもいいんじゃない?