今の札幌市では入院は、かなり困難なようです

2022年11月11日 こころ院長ブログ

今の札幌市のコロナ感染第8波の状況下では、コロナ重症でも、

入院は困難なようです。

在宅や外来から、入院治療が必要と依頼をかけても、入院は無理との

返事が返ってくることもあるようで。

これは困りましたね。

入院ベッドが無い、スタッフが足りないなどで、入院は無理、ということ

なのでしょうが、そもそも、病状的に外来や訪問では無理だから、

入院をいらしているわけで。

入院は無理と言われても、いやいや、じゃぁ、このままでも無理なんですけど・・・・。

ベッド使用率は40%をこえたとか、新聞には出ていますが、あれ?

あと60%近くは?

たとえ、使用率80%だったとしても、20%もあれば、入院できるんじゃないの?

そこら辺については、私も詳しくないのでよくわからないのですが、

今、困っている人を受け入れられないんなら、もうベッド使用率100%じゃないの?

いざというときに使えないベッド確保なら、それって、補助金かけて確保する意味あるの?

かなぁ。

急性期病院が大変なのは重々わかりますが、地域医療の方も、最前線で、大変なんですよ。

現在日本で一番コロナにやられている都道府県なんで、混乱はしょうがないとしても、

クリニックでは、どう転がっても入院施設が無いので、入院しないと、という患者さんは、

ぜひ、入院待機ステーション、入院の方へすみやかに案内していただけますと、

我々は、また、最前線の戦地へ、出兵できるのですが・・・。

入院できないで、在宅医・地域医療医の方で何とかしてと言われますと、その分、そちらに

時間と人手を取られすぎて、その他の多くの近隣住民の方々を誰も診てあげることができなくなって

しまいます。

札幌市全体で、北海道全体で、日本全体で、協力して、危機を乗り切るしかない状況だと思います。