2022年10月26日 こころ院長ブログ
令和4年11月13日日曜日は、休日当番病院です。
年間3回はまわってきますかね。
大変なんですよ。
休日にスタッフを駆り出して診療するの。
その後の日常勤務は、いつも通りの日程で行わなければならないし。
休日出勤手当や代休なども付与して、基本的には、休日当番やっても赤字です。頑張っているのに、おおむね赤字です。
ほぼほぼ、ボランティア活動です。
それでも、地域医療の為に、やらなければならないんです。
問題は、休日当番をやるクリニックとやらないクリニックがあることです。
言ったもん勝ちです。
自分はもう高齢だから、スタッフが足りないから、忙しいから、在宅専門だから・・・。
色々なやらない理由を人は探します。
どうやったら協力できるか、やれる理由を探さないといけないのに。
星の数ほどクリニックがあるのに、協力するクリニックの数が少ないから、年間2回も3回も、協力してくれるクリニックに負担がかかる。
当クリニックは、人手が足りない時に、休日当番の為にわざわざ非常勤の先生をヘルプにお願いしてまで、協力していましたけどね。
平日の通常外来はできるのに、休日の日中外来はできないって、そんなばかな?
単純にやれないではなく、やりたくないだけじゃないのかなぁ?
大変なのは、誰がやっても同じこと。
それでも、地域の方々が、休日に調子が悪いときに、どこにも書かれなかったら、困るでしょ?
だから、誰かが交代でやらなければならない。
それ、自分がやらなくても誰かがやってくれるからいいや、では、ちょっと、心があさましいなぁ。
在宅専門といっても、5%以下は外来もできます。休日当番に関しては、そのパーセンテージに入れないよ、という制度でも作ってくれればいいのに。
基本的に休日当番は、すべてのクリニックがやらなければ、減算になるとか、強行したっていいのでは?
そうすれば、当番を回すクリニックの数が膨大に増えて、年に回ってくる当番の数が減り、1日の当番病院の数も増やせるので、休日に激混みしたり、わざわざ調子が悪いのに遠くまで受診しなくても比較的近場にどこかかんかのクリニックが当番をしている、そんな地域医療になるのではないでしょうか?