2022年10月09日 こころ院長ブログ
昨日は、厚別区のケア連 100回記念シンポジウムで、シンポジストを務めさせていただきました。
こういった会合で、多くの先生方や看護、ケア、リハ関係の方々と話をすると、こういった会合に積極的に参加される方々は、本当に、医療・介護に熱い想いを持っているなぁと感じます。
厚別区の地域医療のレジェンド、我が社の出内先生をはじめ、札幌北辰病院 総合診療内科の若林先生、新札幌ひばりが丘病院の高橋先生、日崎先生、厚別通内科の杉澤先生、新札幌豊和会病院の笠井先生の色々なお話しをうかがい、それぞれが、多少の想いや方向性は違えど、大きく見ている方向は、厚別区という街をどうしたらみんなが過ごしやすくなるか、苦しんでいる人をどうやって見つけて救っていくことができるのか、それぞれが考えているんだなぁと感じました。
多くの先生が今、40代、これから先、20年、30年と厚別区の地域医療を担っていくであろう先生方。
こういった熱い想いを持った同年代の先生方がいて、争うわけでもなく、ともに協力し合って、仲良く、この町を一緒によくしていこう、と話し合っていける、そんな厚別区の地域医療の未来は、明るいなぁと感じます。
個の力は限られており、個の利益を求めると他とぶつかってしまう。
地域医療は、およそとんでもない数の人口を支えなければならない。
地域の病院・クリニック、そのほかの介護福祉関係から役所から、あらゆる関連事業所が、密に連携し、切磋琢磨し、協力しあってはじめて、いい地域医療が完成すると考えます。厚別区には、出内先生方諸先生の力により、すでにその種がまかれ、芽吹いており、さらに次の世代に受け継がれてきています。この芽をさらに育んんで、大樹へと成長させれば、厚別区の地域住民全員が、その大樹からなる芳醇な実を収穫して、食することができるのではないでしょうか。
我がファミリークリニックこころも、その大樹の一つの枝となれるように、引き続き、地域の為に、己の役割を全うし、新たな役割を見つけていいこうと思います。