医療従事者同士の忖度はほどほどに

2022年09月19日 こころ院長ブログ

医療従事者同士の忖度、ある程度はあった方が潤滑にサービスが回ります。

どの職種でも大変なのだから。

そういうこともあるよね。

その辺はこちらでやっておきます。そっちはやっといてくださいね。まぁ、うまくいかないこともありますよ。できる限りでお願いします。・・・・。

現状精一杯やって、それでも足りない、間に合わない、うまくいかない、どうしようもないことはある。それは、お互い理解できる部分で、100%満足が行くことなんてない。

そこはそれとして、お互いに理解しあって、其れでもできうる限りのサービスを提供するしかない。

ただ、本当に全力を尽くしているのならばね・・・・。

当法人は、いつも地域医療・在宅医療にまっすぐ、全身全霊です。

だからこそ、時には、他の法人、事業所にもそれを求めることがあります。そのため、煙たがられたり、ぶつかることがあります。

だって、それが患者さんの為だから。

自社のマンパワー不足を理由にするべきサービスをしていない、そんなの、患者さんには関係ない。マンパワー足りないなら、入れればいい。入れられないなら、その仕事は受けなければいい。受けたなら、十分なサービスを提供すればいい。単純明快。

マンパワーが不足していようとしていまいと、サービスの質が悪い事業所もある。だとしたら、ちゃんとやってよと、言いたくもなる。患者さんが頼りにしてサービスを依頼しているのに、その実、頼りにならないなら、その患者さんから外れてほしい。もっと、一生懸命やってくれる人に介入してほしい。

自社のことは自社で、なんとでもできる。担当を変更することもできる。

他社のことは、そうはいかない。他社に意図を伝えて、対応してもらうしかない。こうしてほしい、ああしてほしいと。

そうこうしているうちに、あそこは、あーだこーだうるさいから、やりにくいな、と思われているかもしれない。

でもいい。それでいい。

当法人とやりにくいなと思う事業所は、患者さんの為に一生懸命やりたくないのかもしれない。だとしたら、我々も、一緒にはやりたくない。地域医療を、患者さんの在宅生活をより良くするためのサービスを一緒にっやっていきたいと思ってくれる事業所と共に、地域医療を支えたい。

在宅医療・介護・看護において、すでにそのサービスの量は、十分にある。足りないのは質。と考えている。。

これから先、質の高いサービスをどれほど増やせるかが、地域医療の課題なのではないかな。

水清ければ魚棲まず。というが、地域医療の清い水の中に棲んでくれる魚たち(サービス提供者)がいっぱい増えれば、地域医療の未来はあかるい。サービス提供者が、少しでも自分の為により、患者さんの為にの比重を増やしてくれれば、地域医療の未来はあかるい。とおもう。