ちょっと、穏やかではない

2022年09月07日 こころ院長ブログ

サイバーテロだの、国と国同士のビザなし交流の取り決めの一方的な破棄だの、ちょっと穏やかではない。

サイバーテロ、国主導かは知らないけど、国を支持する組織のアタックなら、立場が逆なら、日本なら、その組織を摘発して、やめさせたり、罰したり、謝罪したりするだろう。

おそらくロシアは、そうはしない。

きっと、国とは関係のない組織であると、指示はしていないし、関係ないと、いうだろう。

それは、真実のほどはわからないが、サイバーテロは、戦争と同じ。兵器を使わないが、国益を損なう卑劣な行為。

自国の支持者、国民が、それを他国にしたのなら、それ相応の責任は発生すると思う。

また、ロシアや中国や韓国は、しばしば、国と国同士の締結した内容を覆したり、変な解釈を持ち込んだり、破棄したりと、およそ先進国、民主国家とは思えない行動を国として行うことがある。

国としての社会的な信用にかかわる。

ビザなし交流やサハリンの開発なども含め、単純に、日ロの交流という事だけではなく、日本から多額の支援や協力を行っている。それはそれとして、うけとっておいて、北方領土への元島民のビザなし交流の約束を、国同士の話し合いもなく勝手に反故にするするのは、国際社会においても、非常に不信な行為だと思う。

そもそも、北方領土、千島の侵略も、日ソの協定を日本がポツダム宣言を受諾する直前に急に勝手に反故にして攻め込んできた結果であり、同じような歴史を繰り返している。

そのような、国同士の条約や約束を、手前勝手に簡単に反故にする行為は、今後の国同士の付き合いに、非常に影を落とす。望ましくない。

ロシア vs 西側諸国・NATOの対立構造に日本を巻き込まないでほしい。

日本は関係ない。

韓国、台湾、中国・北朝鮮・ロシア・フィリピン・オーストラリア・アメリカ・カナダと隣り合っているのだから、当然、アメリカとも仲良くするでしょ。

アメリカと仲良し=西側諸国=敵だ、みたいな単純な構造にしないでほしい。

おそらくアフリカや東南アジア、中東諸国なんかもそうだと思うけど、別に、アメリカ、ロシア、中国、どこにも別にそこまで肩入れしたいわけではないと思う。単純に、世界平和や自国の平和に脅威になるところとは、相容れないし、仲良くできそうなところとは仲良くしたいと思っているんじゃないかな?

もし、日本が中国やロシア、北朝鮮にとって敵対国家と見えるなら、自国の行いが、近隣諸国に脅威を与えている、近隣諸国や世界の平和を脅かす存在になっており、脅かすような思想や行動をとっているんだと、あらためて認識すべきだ。

あくまでも、日本は、憲法で戦争はしないと掲げている唯一の国。世界で一番、軍国主義、帝国主義から遠い国なのだから。そんな国を敵だという時点で、己が、世界平和の一番の敵となっていることを認識すべきだ。

日本は、攻められなければ決して戦争はしない国。戦争をすることを国民が認めない。

そんな国に攻撃を仕掛けるなんて、どうかしてる。