2022年08月10日 こころ院長ブログ
抗原KITのネット販売が承認されるとか。
だとしたら、最近増えてきている、市販のKITで陽性だが、その判定に、コロナ感染症と認定してもらうために発熱外来を受診される方に対する対応も、当クリニックでも考えていかないといけないかもしれない。
当クリニックの発熱外来は、相変わらず対面式。
都会と違って、立地条件から、徒歩圏内の方、あまりスマホやオンラインを得意としない方の受診される割合が多い。
オンラインを重視すると、アナログを得意とする方々が、後れを取ってしまい、受診できなかったり、待たされたり、困ってしまう事が多くなることが予想される。
何せ、日本一の高齢化地域ですから。
市販の抗原KIT陽性の判定は、若者が多い気がします。若者>高齢者、車>徒歩、の印象を受けます。
これらの判定を希望される方々を、対面発熱外来の枠組みで診療してしまうと、その分、通常発熱外来受診希望者の枠が減ってしまう。診てほしいのに診てもらえない方が生まれてしまう可能性があります。
徒歩の方々は、この近隣で、発熱外来を受けてもらえるところはほとんどなく、困ってしまいます。待つしかない、我慢するしかない、可能性があります。
なので、今後、対策を講じて、通常発熱外来とは、ちょっとちがった枠組みで、判定待ち患者さんの診断ルートを考えて、スタッフと実施可能か相談していくことも検討しています。
少しでも、地域の方々のお力になれるように、日々、努力はしています。
が、至らない部分も多々ありますので、暖かい目で、ご容赦ください。