新しいコロナワクチンって。。。。

2022年08月10日 こころ院長ブログ

なんだか、政策が行き当たりばったりで・・・。

現場は、右往左往、困るんですけど。計画的にお願いします。

こちらは、コロナワクチン4回目の接種と発熱外来に協力して、毎日、ごった返すような外来で、通常の外来患者さんも混雑に巻き込まれて、待ち時間が長くなったり、色々な影響が出ています。

ここへきて、オミクロン対策のワクチン接種を、10月にスタートとか、中旬からとか、毎日、報道されます。

4日目接種のあともまた、4~5か月の間隔を開けるんですよね?

そういった報道を急にされると、4回目ワクチンを予約していた方々が、あれ?新しいワクチン出るなら、そっちを打とうかな。じゃぁ、4回目ワクチンをキャンセルしよう。

ってなりそうなことは、容易に予想できたんじゃないかな??

4回目のワクチンも、一定の効果があるので受けてくださいって、とってつけたようなコメント出てますが、だったら、何で、ワクチンの種類新しくしたのをあとから出したの?そっちの方がいいんでしょ?だから、変えたんじゃないの?って、思われても仕方がない。と思う。

どうするの?今日以降、事務さんたちは、きっと、その問い合わせや予約キャンセルのことで、余計な仕事に時間を取られることになるんじゃなかろうか?

ひっ迫している現場をさらに、ひっ迫させようとしているのかな?

ましてや、10月くらいから、最近、勢いを戻してきたインフルエンザのワクチンも始まっちゃうんだよ。

そんなにワクチンだらけで、誤注射のエピソードも増えちゃうんじゃないの?

同じ時間帯、同じ日に、そんなに別々の注射はできませんよ。危ないから。

最初から、4回目のワクチンをオミクロン対策のやつにすればよかったんじゃないの?

もしくは、4回目ワクチンの接種終わってから、対オミクロンワクチンをすっ飛ばして、現行のウィルスをベースに作成したさらに新しいワクチンの接種に移行したほうがいいのでは?

4回目ワクチンと並行しては、現場では難しい。せめて、集団接種会場でのみ、対オミクロンワクチンとか、少し、接種のすみわけを考えてくれると助かりますね。

抗原KIT不足問題について、抗原キットも少しだけ、医療機関に無料配布してくれることにけど、国で自治体でいっぱい確保しているんだったら、卸から自由に買えるようにしてほしい。先にいっぱい確保しちゃったから、在庫がなくなって、卸から買えなくなってしまったのではないのかな?

KITまでいちいち無料配布していたら、其れこそ、医療費予算がどんどん底をついちゃうから。発熱外来やっているところの抗原KIT代まで国で支払わなくてもいいんじゃないの?KITの料金くらいは、発熱外来診察のレセプト報酬から受け取っていますから。

大事な国家予算を、有意義に使う方法と情報の公開や政策のうち手を、もう少し、上手にしてほしいなぁ。毎回、医療現場の最前線は、ひっ迫しているさなかにさらに振り回されている感が否めない。

市販の抗原KITで陽性⇒発熱外来で医師が確認⇒陽性として保健所にって手順、ただでさえ忙しい発熱外来、予約が取れなくて困っている患者さんが多い中、必要かな?それこそ、師範の抗原KITで陽性の方々を陽性判定する公的窓口でも作って、発熱外来とは別の枠組みやった方がいい。

そうすれば、有症状で診察判定してほしい困っている患者さんが、予約が取れないので、症状を持ちながら、1日2日と診療待機しないですむ。1日でも早く対症療法の薬を飲みながら、判定待ちすることができる。療養期間も短くすることができる。