2022年06月29日 こころ院長ブログ
表題そのまま。
医療・福祉は、教育などと並び、公益性が高いサービス。
病気になる、障害を持つ、などで、手を借りたい、困っている人が手を借りたいサービス。
だからこそ、感謝もされるし、敬意を表されることもある。
座していても、利用者さん、患者さんが増える。
失敗が起こりにくい業種。
事業所を、ステーションを、施設を作れば、枠が埋まり儲かる。
そんなイメージをもって、同業種、他業種からも、どんどん参戦している。
必要とされる分野にどんどん参戦し、にぎわうのは大いに結構なことだと思う。
しかし、単純に、儲かるから、楽して稼げるから、そんなイメ―ジや思想で、参戦しないでほしい、参戦しているな、やめてほしい。
それにより、困っている人が助けを求めたのに、より苦しむことになるかもしれないから。
同じ業界にいる人間としては、甚だ、憤りを感じるし、ヤダなぁとおもう。
医療福祉事業は、あくまでも、患者さん、利用者さんが困っている、それを手伝う、救済する活動を行い、それに対する、人件費や経費、および会社としての利益を報酬として受ける結果、儲かったね、とうい形でないと、一般的なビジネスのサービスとは、毛足が違うのでいかんと思う。
一般の方には、分かりにくいかもしれないが、同業種なら、すぐわかる。この法人、事業所は、金儲け主義だな、ここは全然やる気が無いな、ここは全然知識もスキルもないな、ここはものすごい熱心だな、ここは患者さんをすごく大事にして寄り添っているな、ここは本当に頼りになるな・・・・。
この先、同業種から、信頼されない事業所・ステーション・クリニックは、どんどん衰退の一途をたどることになるでしょうね。
SNSがこれだけ普及している社会で、フェイクニュースで陥れられることも多々あるでしょうが、評判、というものは、昔に比べて、格段に速く広く広がるものです。
もみじ台においては、SNSというよりは、本当の意味での口コミ、噂のような形で、少しずつ当クリニックのことも、地域の住民の方に認識していただけるようになってきました。
悪い評判が立たぬように、今まで通り、気を引き締めていかないとなぁ。