再生医療が早く庶民の味方になってくれるといいねぇ

2022年06月28日 こころ院長ブログ

再生医療は、最先端技術。

素晴らしい治療法だと思う。

ただ、未だ庶民の味方ではないのかな。

変形性膝関節症。

今までは、手術、もしくは関節注射、内服、シップ、塗り薬、補装具、リハビリテーションくらいしか選択肢が無かった。

再生医療では、採血して、注射するだけ。

それで、痛みから解放されるとか・・・・。というのは、詳しくは存じ上げないため。

なんてすごい治療だろう。

ただ、保険適応が無く、治療するのに、足一本 100万円~かかるとか・・・・。

うーん。まだまだ庶民の手の届く治療ではないのかな。

そういえば、生体肝移植も、研修医のころは保険適応ではなく、数千万円かかったりしてましたが、今や保険適応で、数百万円(さらに保険で1~3割負担の高額医療、民間保険の先進医療などいろいろ使えれば、自己負担はさらに少ない)になりましたね。

いずれは、保険診療になるんでしょうが、今は、まだ、高嶺の花だなぁ。

こういう先端医療では、貧富の差による格差社会を感じます。プライベートジェットやフェラーリなんかを乗り回している社長さんは、ほいほいと治療を受けられるけど、そうでない人は、やっぱり手術か、従来の保存療法しかないのかなぁ。