2022年06月13日 こころ院長ブログ
訪問リハビリテーションはいつまでやるの?
この答えは、実は正解はありませんが、私の考える答えは、最期の時まで。です。
人は、20~30代から、身体は徐々に衰えていきます。
高齢者になると、生きているだけで徐々に細胞も体も衰えてきます。
その速度は、個人差はあるものの若者よりも早い。
だとしたら、若者が日々、ジムでトレーニングしているのに、高齢者がリハビリテーションをしなくていい理由が無い。
アスリートだって、ちょっとoffがあると、筋力体力は衰えて、パフォーマンスは落ちます。ましてや引退したら、もはや見る影もなくなってしまう人が多いです。
リハビリテーションしなければ、高齢者・障碍者の能力は、加速度的に能力が落ちていき、ある時、大きな疾病やケガをしたりして一気に能力ダウンしたり、寝たきりになってしまう、もしくは、徐々に能力が低下し、ある時できていた動作ができなくなってしまう。
リハビリテーションは、能力が伸びたら儲けもの、現状維持できたら上等、能力が落ちるスピードを少しでも減らせたら万々歳、位な軽い気持ちで、できる限り継続したらいいのではないでしょうか?
何も、やめる必要はない。
もし同様の効果をあげられる自主トレーニングができるなら、やめても問題ないかもしれません。
でも、徐々に自分に甘くなる、やり方が自己流に変わっていく、癖がついて効率が悪くなる、などが起こってしまうのが人情。
週に1~2回、プロの目で調整してもらったり、新たな課題を与えてもらったり、ステップアップ、ステップダウンしてもらったり、そもそも、定期的に他人を関わることで、やらなければンらないというモチベーションを保つことができます。