2022年03月31日 こころ院長ブログ
今後の中国、ロシア、北朝鮮の動向に注意が必要なんじゃないでしょうか。
この3か国は、似ている気がします。
ともに、軍事力で他を圧倒し、主張を通したい。自国の利益を特に優先、他国は関係ない、そんな風に見えます。国際関係悪化、どんとこいのような気がします。
たとえ、孤立しても、お互いに利害が一致すれば、国際世論なんて関係ない。
中国は現に、ロシアに食料などを援助しているとか・・・。さすがに武器供与まではしていないとの事ですが。
3か国の利害は、一致しやすいのでは?
北朝鮮⇒韓国、ロシア⇒西側、中国⇒日本、南沙をそれぞれ侵攻し、分け合う。国際的に孤立しないようにお互いに、それとなく不戦・援助の約束。お互いの行動を非難しない。
そんな関係になってしまわないとも限らない。
ロシアからの石油・天然ガスの依存脱却を目指そうとする欧米、日本。それにより、ロシアに経済的な打撃を与え、制裁を与え続ける・・・・。そんな単純なことなのだろうか?実はこれにより、利するは中国なのでは?
売り手が減ってしまったロシアに対して、中国が一言、中国がなんぼでも石油と天然ガスを買うから、安くしてね、といえば、安価で大量の化石燃料が手に入り、経済成長まっしぐら。残り少ない、化石燃料の取り合いで、西側諸国は、インフレ、関係もぎすぎす、経済成長は止まり、中国の発言力がどんどん増していく。中国一人勝ち・・・・、というシナリオになるのでは?
現状のロシアの戦争については、いっぱい思うことはありますが、感情論で一気に色々決めつけて進みすぎると、漁夫の利をかっさらわれてしまうのでは?のちのち、しまった、国を取られた・・・、となっても後の祭りです。