2022年03月13日 こころ院長ブログ
北方領土でのロシア軍のミサイル訓練、なんてニュースがちらりと。道民としては、とても恐ろしい。ウクライナの次は、北海道???という、不安感をあおられます。
実際は、ウクライナとは事情がだいぶ違うので、経済制裁を強めるなよ、干渉するなよという、脅しであろうと思いますが。
ただ、ウクライナの実情を、このままロシアの狙い通りの結果に終わらせるようなことがあれば、次は、別な国も・・・、他の軍事国家、独裁国家に、うちもいけるかな?という気持ちを起こさせてしまう。ウクライナの件は、絶対に、世界で協力して、何としても、ウクライナの主権と国民の命を守らなければならないとおもう。
北海道は、大丈夫か?日本は大丈夫か?危ないのは、北海道だけではなく、沖縄も狙われていると思うけどね。
日本の自衛隊の戦力は、世界でも5本の指に入るくらい?なんでしょ。それだけでも、十分な抑止力にはなる。核兵器は持たない。それによる戦力差はあっても、基本的に核兵器は、使わないことが前提の武器なので、なくても構わない。
個人の考えでは、日本のいわゆる軍事力・戦力は、世界最強だと思っています。もちろん、戦力的には、中国・アメリカがダントツなんだと思いますが、実は、日本が最強?なんじゃないかなと。
中国とアメリカがもしも戦争するときに、それぞれ、兵力の何割かを使って戦うことになります。もしくは全力かもしれませんが。その際、今なら、かなり戦力は拮抗しているのかもしれませんね。その時、いくら同盟国でも、日本は、憲法第9条の影響で、日本から自衛隊を出せない。出さない。後方支援に回ることになります。
では、中国、北朝鮮、ロシアが仮に日本に侵略してきた場合、日本VS侵略国となります。その際の戦力は、日本と侵略国の戦力の比較となるかというと、日本が攻められた場合、10中8~9、在日米軍を含む、アメリカ軍が加勢してくれます。日本が同盟国だから、ということはもちろん、在日アメリカ人の為にも、また、日本が落ちるとアメリカの戦線構想ラインがが、日本からグアム~ハワイくらいまで後退していしまうので、それは断固阻止しに来るはずです。そうなると、戦力は、日本+アメリカ軍の何割か VS 侵略軍となります。また、日本は、オーストラリアやイギリスとの親交もあり、さらにプラスアルファの戦力も期待できます。そう考えると、これらの友軍の関係も侵略抑止力となります。だからと言ってはなんですが、在日米軍の存在は、日本にとってはお守りのような役割もあるのではないかと思います。賛否両論はありますが。
また、今回のロシアのように、侵略するには大義名分がどうしても必要です。たとえ嘘でも、捏造でも、戦後の世界世論に対する体裁もあります。今回は、ウクライナが核兵器を作ろうとしている、ロシアに脅威だから、ということのようです。その物的証拠は、あるのかもしれないし、捏造するのかもしれない。原発をおさえられてしまったので、捏造もやりたい放題になってしまいますね。この点が、また日本は異なりますね。大義名分の多くは、自国の安全保障の脅威、ということですが、日本は、第9条のために絶対に戦争はしない。する意思が無い。そのことは、国際的にも有名。なので、他国が侵略の脅威を訴えるのはナンセンスです。また、原子力発電所があっても、非核3原則があるので、原子爆弾を作ることは無い。大量生物兵器がどうのという言いがかりをつけようにも、他国に自衛以外の武力行為はしない、できないのだから、生物兵器もあり得ない。そういったことからも、日本の侵略はしづらい。
日本の政治家の、”遺憾の意を表明する”、というのにいつも、やられっぱなしで、遺憾の意しか言わないことに、やるせない気持ちになりますが、もしかすると、それが侵略を防いでいる可能性も考えました。好戦的な国では、尖閣諸島の周辺や、沖縄周辺のスクランブル発進、日本近海の違法漁業操業、日本海の地下資源、北方領土、竹島。。。いくつかの問題で、武力衝突をとっくにしていたことでしょう。そこから、戦争に突き進むことも、諸外国の歴史からは、容易に想定されます。ですが、日本は、いじられても、やられれも、実効支配されても、あくまで外交的に進めようとする、遺憾の意を表明するだけ、なので、やられっぱなしの感じはありますが、もし侵略して、確実に取り上げよう、もっと多くのものを取り上げようと考える諸外国の権力者がだったとしたら、小競り合いから戦争に持って行って、むしり取りたいところを、小競り合いにならないので、結局、攻めあぐねてしまう、という高度な作戦なのかもしれない?なんてことも、考えてみたりしました。国民としては、戦争は望まないけど、自国をちょっとずつ、他国にむしり取られるのは、納得がいかないけど・・・。
と、色々考えると、北海道へのロシア軍の侵攻は、かなりハードルが高いなぁ、と感じ、注意は必要だけれども、大丈夫なのかなぁと、子供たちを話し合っていました。
なんで、今あるもので、満足できないんだろうね。そんなに国を広げようとするんだろうね。そんなに、他国より儲かろうとするんだろうね。他国を、他の民族を蹂躙しようとするのだろう。
それぞれの国が、それぞれの国民性を生かした国づくりをして、それぞれの文化交流をして、いろんな国があって楽しいね、って行き来できたら、平和に暮らせたら、武器なんて、いらないのに、戦争なんていらないのに。
歴史上、必ず、欲深い権力者が現れ、争いを起こし、その都度、国が滅亡し、ひっくり返り、また、腐敗がすすむ、を繰り返している。人間は、なかなか学習しない。
近代の日本で生きていたら、人同士の小競り合いは、あるけども、小さな犯罪はあるけれども、戦争の必要性は、一切感じたことは無いんだけどなぁ。