医療業界のあるあるでよくないこと

2021年11月25日 こころ院長ブログ

医療業界には、あるあるがいっぱいありますが、良くないことであることがおおいかも。一つは、”前の病院では、こうでした”、”私はこう教えられました”というもの。???わかりづらいかもしれませんが、医療業界は、他業界に比べて職場移動が多かったりします。同一病院内の他科へ、同一系列の他病院へ、全然違い病院へ、急性期から回復期、慢性期、在宅へなどなど。そういった移動先で、職場の先輩方が、ああだこうだと教えてくれますが、素直な子は、ふんふんとメモを取ったり、そういう方法もあるんだなど、学習う、吸収し、自分の持っている知識や経験と合わせて昇華していき、場合によっては、先輩方に還元したりします。ですが、トラブルになる案件の多くは、まずは、”でも・・・”といいます。そもそも否定的な感じがしますね。前の職場の、前の指導者の内容が正しいかどうかも分かりませんし、ましてや職場の環境が変われば、正しいこと、よりよいことの内容、正解が変わります。自分が新しいところに来たことに対して、自分を変えようとしないことで、トラブルや摩擦が起こります。”郷に入りては郷に従え”。もちろん、おかしなことはおかしいというべきですが、まずは、受け入れてみる度量が必要です。そして、自分を変えていく必要があります。自分が正しいという確固たる根拠と信念があるなら、こういうことで、こういう理由でこちらの方が正しいと伝えるべきです。でも・・・、だって・・・、といい、思い、行動は変えない・・・では、摩擦とトラブルが絶えず、結局居場所がなくなってしまいます。特に、経験を積んだり、年齢を経ると、変えることは難しくなってきますが、少しずつでも環境に合わせた変化は、どこの職場に行っても求められるはずです。  ちなみに、当法人では、在宅医療・介護を中心とした地域医療を主軸にしていますので、地域の方々に貢献できるように、医療面はもちろん、人として、不快にさせないような礼儀や作法を重視しています。不快感を与える言動などは差し控えるように心がけています。多職種、他法人との連携も対等に行えるように尽力しています。地域医療においては、様々な人の連携が必要ですので、医療行為だけでなく、人としての心、思いやり、一生懸命さ、勤勉さなどの方が、重要になってく場面が多々あります。当法人では、クリニックや事業所の名前にも”こころ”としているように、人の心を最も重視しています。当法人のスタッフもみな、その法人理念をおおむね理解してくれています。逆に、そこが理解できない方は、法人の居心地が悪く、去って行ってしまう場合もございます。どなたに対しても丁寧に対応させていただきますが、どなたに対してでも、患者さんの不利益になるような言動については、しっかりと対応させていただきます。邪の心には、対抗しなければなりません。医療もビジネスサービスの一環ですので、患者さん≠お客さん≠神様ではありませんので、クレーマーやゴネ屋のような方には、当法人では対応しかねる場合がございますこともご了承ください。