2021年10月31日 こころ院長ブログ
夫婦別姓について、男女平等などと一緒に論じられることもありますが、それとはまた違う気がします。何方の姓でもいいのであれば、男女平等ではないかな?個人的には、同姓でも別姓でも、どちらでもいいかな、と思っています。ただ、別姓の論議の時に、子供たちの事、考えて論じられているのかなぁ?別姓にしたときに、子供たちの姓は、どうするのだろうか?そんなもん、子供たちも好きな方にすればいいじゃない、と別姓論の方々は言われるかもしれない。でも、自分が子供の立場になって、考えてみると、選べるかな?パパとママ、どちらも好き、ママの姓にしたら、パパは悲しむかな?嫌がるかな?怒るかな?パパの姓にしたら、ママは悲しむかな?ママに嫌われないかな?お兄ちゃんがパパの姓、自分がママの姓にしたときに、パパは、お兄ちゃんを優遇しないかな?そんな、心理的なストレスが、子供たちにかかったりしないかな?その選択を子供たちに、何歳になったら迫るのかな?本人が選べない年齢の時、何方の姓にするのかな?一度、仮についた姓を一定年齢になってから、変更するのって、結構ハードル高いよなぁ・・・。など、現在の別姓の論議って、親中心の論議になっていないかな、と感じたりしました。最終的に、親は自分の姓を選べるけど、子供は生まれついた家で、パパ姓かママ姓か、二択しかないんだ、と極論にまで考えがいってしまうわけです。