専門家委員に謝れっってどういうつもりで・・・

2021年09月24日 こころ院長ブログ

最近のコロナ感染の勢い減弱に伴い、度重なる人流抑制などのための緊急事態宣言発動について、必要なかった、効果がなかった、無駄に国民を苦しめる結果となった、間違っていた、のだから、謝罪すべきだ・・・などと発信されいる方々がおりますが、感染抑制に、人流を減らすこと、ソーシャルディスタンス、マスク・手洗いが有効であることは、ほぼ間違いないです。

 緊急事態宣言事態も、その開始時期や期間などには、賛否ありますが、問題ないと思います。むしろ、欧米諸国のロックダウンや独裁国家の一人感染でたら、そのマンション全部、隔離とか、国民全員GPSや国家に監視され、陽性になったら個人情報や要請前の2~3週間の行動足跡を新聞などで晒されるような、人権をかなり侵す徹底した管理を行って、国民の人権を相当抑え込んでの政策を取らないでここまでコロナと共存してきたある意味日本らしい政策だったのではないかと思いますが、他国のような強硬な政策に出ていたら、人権侵害だ、自民党独裁政治だって、野党も一部の国民も、大騒ぎするんじゃないでしょうか?度重なる緊急事態宣言と感染拡大のおかべで、国民の多くに自粛や感染対策のことが浸透し、多くの人が普段から気を付けてくれるようになったと思います。そして、自分勝手に行動する人が、一定割合いることは、これはどうしようもない。なくすことはできない。それでも、より多くの人が、感染拡大しにくい生活習慣を自主的にできるようになれば、緊急事態宣言の発動は、いらなくなると思います。酒類の提供については、飲食業界においては、長く、苦しい規制だったと思います。が、その根本には、同業種の飲食店の一部やその利用客の飲酒における不適切な言動により、クラスターや感染拡大の源になっていた、なることが容易に想定された、ということを忘れてはいけない。感染拡大危機の状況下における飲酒のマナー、接客のマナーが、悪い人たちが多くいた、謝罪すべきだというのであれば、感染対策の専門家の先生方ではなく、おそらくそういったの部分の人たちだと思いますが。そもそも、昨年夏前から、医療者はみな、経済のことは今はいいから、長い目で見ても短期決着するために、自粛・人流抑制を強力に一定期間やった方がいいとずっと言っていました。それを、ちょっと下火になると経済が、生活がと言って、手を緩めるから、下火になった後すぐに再燃するを何回も繰り返す。結果的に、長期間にわたり、国民の生活と国の経済が窮地に追い込まれる結果となったんじゃないかなと思いますが。

 今後はWith コロナって言いますけど、もう1年半以上、With コロナですよ。緊急事態宣言が悪いというよりは、それをやらなければ人流がなかなか減らない、自粛を呼び掛けて、自粛してくれる多数の国民に対し、関係ないと自粛しない、マスク着用に異を唱えてマスクをしない、ワクチン接種は義務ではないので信条や事情により打たない人がいてもいいですが、ワクチン打たないのにマスクはしない、人ごみに出ていく、バンバン県境、国境を越えて移動するでは、どんなに頑張って自粛、感染予防をしている人がいてもなかなか感染が収まらない。そういった人もひっくるめて、人流を抑制するためにも緊急事態宣言やロックダウン、隔離が必要になってしまう。初めから、自粛協力要請で、緊急事態宣言下やロックダウン下のような体制が短期間でもできたなら、そもそも強制力は必要なかったはず。責められるべきは、強制力の発動ではなく、自身の欲望と利益のみを優先させて、感染を拡大させた弱い心の方だと思います。感染すること自体が悪いわけではないが、知らずにでも広げてしまうことがダメ。だからこそ、症状がなくても、感染対策をすることが大事。


 マスク反対派、いっぱいいますけど、マスクいつまで?って言いますけど、マスクをしないで大騒ぎしている欧米や中国の人々の映像を見て、日本人も一部、マスクなんてて騒いでますが、そんなにマスクするの嫌なのかな?マスクするだけで、今後の感染再燃・拡大のリスク、自分や家族、知人の感染リスク、知らず知らずに自分か感染媒体となって、巡り巡って誰かの人生を脅かすことになるリスク、それがかなり抑えられるかもしれないのに。常にマスクしていなさいとは言わない。ソーシャルディスタンスが保てない場合、限られた空間にいる場合、感染していないことがほぼ明らか・ワクチン接種済み・普段から一緒にいる人々以外の人と同じ閉鎖空間にいる場合などにマスクをする、手を洗わずに口や粘膜を触らない、それくらい、ずっと続けたって、いいんじゃないのかな?身体的に障害などがあり、マスクをしていることができない人は、ほかの人と自分の飛沫を意識して、安全性の高い会話をするとか、呼吸しやすいシールドにするとか。まずは、生活レベルを徐々に戻していくのに、再感染拡大を少しでも抑えるのに、マスクをした状態で、徐々に生活を戻していくのがベターだと思います。

 個人的な意見としては、コロナがほぼ制圧できた、もしくは毎年秋から春までは、マスク・手洗いはすべきだと思います。それにより、コロナ、インフルエンザなどの感染症の流行が抑えられ、医療費の削減、欠勤の減少による経済活動の活性化につながるんじゃないかな。家の外に出ている間位、マスクしていたって、今更、そんなに苦しくないんじゃない?もう、1年半もしてて、だいぶ慣れたのでは?この習慣が定着していれば、次のパンデミックコロナウィルスなどが起こった時も、被害を最小限に食い止められるのではないでしょうか。スタジアムで声を出して応援したい・・・、マスクしたまま、声を出したらいいんじゃないかな?野外スタジアムならなお、イイですね。ライブハウスみたいなところでも、がっつり換気システムつけたら、マスクして、腫瘍人数を減らせばいいんじゃないのかな?かしこい人がいっぱいいるから、もう、すごい換気システム、あるんじゃないのかな?

 あとは、いちいち、政治や経済で、利権を絡めて考えるのやめてほしい。もし、安価で大量生産できて、簡単に投与できる効く薬があるなら、さっさとクリニックレベルでも処方できるようにしてほしい。研究コストや癒着、外交、つきあい、政治家の地盤、その他しがらみで、研究成果の発表や審査、承認、その他の手続きが隠蔽されたり、遅らせられたりすることがあってはならないと思う。あるのかどうかは知らんけど。コロナに関しても、何種類か、注射、点滴、飲み薬、吸入、いろいろなタイプの薬が、効くかもしれない、有効率%とか、言われ続けてきましたが、なかなか、町医者レベルに使用許可が下りて、使いやすい薬がない。それだもの、クリニックでコロナの治療、協力せいといわれても、治療する手段が少なすぎて・・・。はやく、インフルエンザのタミフルやイナビルみたいに、コロナにはこれ、っていう飲み薬や吸入薬が簡単に出せるようになったら、コロナも単なるウィルス呼吸器感染症になりさがるのにな。簡単な誰でもすぐに受けられる治療法があれば、こわくない。